PENTAX 645D ボディ と X1D-50c 4116 Edition の性能・機能を徹底レビュー

本体サイズについて

山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

「PENTAX 645D ボディ」と「X1D-50c 4116 Edition」の本体サイズについて比べると「X1D-50c 4116 Edition」は横:150.4mm、縦:98.1mm、厚さ:71.4mmに対して「PENTAX 645D ボディ」は横:156mm、縦:119mm、厚さ:117mmです。「PENTAX 645D ボディ」より「X1D-50c 4116 Edition」の方が非常に小さいです。コンパクトに収納できるので「PENTAX 645D ボディ」より「X1D-50c 4116 Edition」の方がとても優秀な部類に入るかと思います。持ち運びが用意なので携帯して外出したいときに「X1D-50c 4116 Edition」は「PENTAX 645D ボディ」より向いています。

「X1D-50c 4116 Edition」に決める主な決め手の一つになります。

画面サイズについて

画面サイズが大きいカメラは目で確認しながら撮影できるため、優れているといえなくもありません。大画面で確実に被写体を視認したいような場合にオススメと思います。

画面サイズについて「X1D-50c 4116 Edition」と「PENTAX 645D ボディ」を比べると「PENTAX 645D ボディ」は3インチであるのに対して「X1D-50c 4116 Edition」は3インチです。「X1D-50c 4116 Edition」の画面は「PENTAX 645D ボディ」と違いはほぼありません。実用的な違いはゼロでしょう。

別の観点で比較することをおすすめします。

総画素数について

より鮮明な写真撮影ができるといった点で多い総画素数のカメラは秀でてます。より高画質な撮影をするような場合に適しています。

総画素数について比べると「X1D-50c 4116 Edition」は5000万画素であり「PENTAX 645D ボディ」は4001万画素です。「X1D-50c 4116 Edition」と「PENTAX 645D ボディ」は同程度です。実用上の違いはゼロです。

ほかの角度を見て比較した方がよいでしょう。

撮像素子サイズについて

色をより詳細に表現することができるので、大きい撮像素子サイズのカメラは優れた部類に入ると思います。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

撮像素子サイズを「X1D-50c 4116 Edition」と「PENTAX 645D ボディ」を比べると「X1D-50c 4116 Edition」は中判サイズであり「PENTAX 645D ボディ」は中判サイズです。「PENTAX 645D ボディ」と「X1D-50c 4116 Edition」はほとんど同程度です。実用上の差は無いと思われます。

HDMI対応について

HDMI端子で接続できるカメラはカメラとテレビを接続して撮影した静止画や動画をテレビで見ることができるといった点で優秀です。HDMI機器と接続連携するならお勧めだと思います。

「PENTAX 645D ボディ」も「X1D-50c 4116 Edition」もHDMI端子で接続できるカメラです。一本の配線で音と画像を入出力できる点でどちらも優秀と言えそうです。どちらも映像と音声の両方をモニターに伝送するのに向いています。

最低ISO感度について

最低ISO感度が低いカメラはノイズを最小限に抑えて撮影できる為優れているといえなくもないでしょう。画像ノイズの少ないきれいな写真を撮影したいときにお勧めです。

「X1D-50c 4116 Edition」と「PENTAX 645D ボディ」の最低ISO感度を比較すると「PENTAX 645D ボディ」は100であるのに対して「X1D-50c 4116 Edition」は100です。「PENTAX 645D ボディ」と「X1D-50c 4116 Edition」はほぼ同じくらいです。体感上の違いはゼロと思います。

別の角度で選んだ方が良いでしょう。

最高ISO感度について

シャッタースピードを上げることで、手持ち撮影においても手ブレを抑制できるので、高い最高ISO感度のカメラは優れてます。高感度撮影で美しく被写体をとらえたりしたい時に適していると思います。

「PENTAX 645D ボディ」と「X1D-50c 4116 Edition」の最高ISO感度を比較すると「PENTAX 645D ボディ」は1600に対して「X1D-50c 4116 Edition」は25600です。24000の非常に大きい差があります。「X1D-50c 4116 Edition」は「PENTAX 645D ボディ」に比べてとてもISO感度が高いです。「X1D-50c 4116 Edition」は光を取り込む時間を短縮できるため、シャッタースピードを上げることができる点で「PENTAX 645D ボディ」よりも大変優れているといえなくもありません。「X1D-50c 4116 Edition」は「PENTAX 645D ボディ」よりシャッタースピードをはやくしたいような時に向いていると言えそうです。

実際の利用を考えると「X1D-50c 4116 Edition」と「PENTAX 645D ボディ」は体感上遥かに大きい差があります。「X1D-50c 4116 Edition」を選ぶための一つの重要な理由になるでしょう。

AF測距点の最大数について

より遠くの被写体をフォーカスして撮影することができるため、多いAF測距点の最大数のカメラは優れていると言えるでしょう。特に多くの場所で焦点を合わせる事が出来るので、ピンボケを出来るだけ防ぎたいという人が使用するようなときにおすすめと言えそうです。

AF測距点の最大数を「PENTAX 645D ボディ」と「X1D-50c 4116 Edition」を比較すると「PENTAX 645D ボディ」は11点で「X1D-50c 4116 Edition」は35点です。24点もの大きい違いがあります。「X1D-50c 4116 Edition」は「PENTAX 645D ボディ」より非常に多いAFセンサー測距点です。沢山の対象物に対してもピントを合わせ綺麗に撮影できる点で「PENTAX 645D ボディ」より「X1D-50c 4116 Edition」の方が優れていると言えそうです。「X1D-50c 4116 Edition」は「PENTAX 645D ボディ」より短時間で人の動きをリズミカルに撮影するカメラマンが使用するならとても向いていると言えるかもしれません。

実際に利用する上で「PENTAX 645D ボディ」と「X1D-50c 4116 Edition」は実用上非常に大きい差があります。

RAW+JPEG同時記録機能について

RAWとJPEGを同時に記録できるカメラはJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気にいらない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成できるため、優れた部類に入るといえなくもありません。いざという時のバックアップとなるので、撮影ミスを防止したい時にお勧めと言えそうです。

「X1D-50c 4116 Edition」も「PENTAX 645D ボディ」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。一度に2つのデータを保存できるので、バックアップとして利用できるためどちらも秀でていると思います。「PENTAX 645D ボディ」も「X1D-50c 4116 Edition」もJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気に入らない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成したいなら向いていると言えるでしょう。