SD1 Merrill ボディ と SIGMA sd Quattro ボディ の性能・機能を徹底レビュー

画面サイズについて

画角が広がり、ダイナミックでクリーンな写真を撮影できる点で大きい画面サイズのカメラは秀でているかもしれません。特に写真をその場で確認したいならオススメと言えるでしょう。

画面サイズについて「SIGMA sd Quattro ボディ」と「SD1 Merrill ボディ」を比べると「SD1 Merrill ボディ」は3インチであるのに対して「SIGMA sd Quattro ボディ」は3インチです。「SIGMA sd Quattro ボディ」の画面は「SD1 Merrill ボディ」と違いはほぼありません。実用的な違いはゼロでしょう。

別の視点で見ることをおすすめします。

AF測距点の最大数について

AF測距点の最大数が多いカメラは素早くピント合わせできる点において優れているといえるかもしれません。特に多くの場所で焦点を合わせる事が出来るので、ピンボケを出来るだけ防ぎたいという人が使用するようなときにおすすめと言えそうです。

AF測距点の最大数について比較すると「SIGMA sd Quattro ボディ」は9点に対して「SD1 Merrill ボディ」は11点です。「SD1 Merrill ボディ」は「SIGMA sd Quattro ボディ」と比較してややAFセンサー測距点が多いです。「SD1 Merrill ボディ」は自由にピントを合わせることができる点で「SIGMA sd Quattro ボディ」よりもややよいです。「SD1 Merrill ボディ」は「SIGMA sd Quattro ボディ」より短時間で人の動きをリズミカルに撮影するカメラマンが使用したいような時に比較的お勧めです。

「SD1 Merrill ボディ」は「SIGMA sd Quattro ボディ」より良いと言えます。しかし決め手になる程の違いはないでしょう。

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

本体サイズを「SIGMA sd Quattro ボディ」と「SD1 Merrill ボディ」を比較すると「SIGMA sd Quattro ボディ」は横:147mm、縦:95.1mm、厚さ:90.8mmであるのに対して「SD1 Merrill ボディ」は横:145.5mm、縦:113.5mm、厚さ:80mmです。「SIGMA sd Quattro ボディ」と「SD1 Merrill ボディ」はほぼ同じくらいです。実用的な違いはありません。

他の角度から比較するほうがよいでしょう。

本体重量について

軽い本体重量のカメラは持ち運びがラクにできるといった点で秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。軽い為に疲労が少なく長時間撮影するのに向いていると思います。

本体重量について比べると「SIGMA sd Quattro ボディ」は625gであり「SD1 Merrill ボディ」は700gです。「SIGMA sd Quattro ボディ」の方が「SD1 Merrill ボディ」よりも比較的軽いです。トラッキングや登山など身体的負担を抑制して長時間携行できる為「SIGMA sd Quattro ボディ」の方がどちらかと言うと秀でているかもしれません。持ち運びして使用したい時に「SIGMA sd Quattro ボディ」は「SD1 Merrill ボディ」より比較的オススメです。

実際に使うことを想定したとき「SD1 Merrill ボディ」と「SIGMA sd Quattro ボディ」は実用上比較的大きい差があります。「SD1 Merrill ボディ」より「SIGMA sd Quattro ボディ」が良いと思われます。一方ですごく優れているというわけではありません。

総画素数について

より鮮明な写真撮影ができるといった点で多い総画素数のカメラは秀でてます。より高画質な撮影をするような場合に適しています。

総画素数を「SIGMA sd Quattro ボディ」と「SD1 Merrill ボディ」を比較すると「SIGMA sd Quattro ボディ」は3320万画素であるのに対して「SD1 Merrill ボディ」は4800万画素です。総画素数という点で見てみると「SIGMA sd Quattro ボディ」も「SD1 Merrill ボディ」もほぼ差が無いでしょう。実用的な違いは無いです。

別の角度で比較する方がよいでしょう。

防水対応について

雨の中でも利用できるといった点で防水に対応しているカメラは優秀といえるかもしれません。特に水に濡れる環境でも使用したいときにおすすめです。

「SD1 Merrill ボディ」も「SIGMA sd Quattro ボディ」も防水に対応しているカメラです。そのため水に濡れる環境でも撮影できる点で「SD1 Merrill ボディ」も「SIGMA sd Quattro ボディ」も優れた部類に入るといえなくもありません。どちらも水中の撮影をするような場合におすすめです。

防塵対応について

運動会など砂ホコリが多い場所でも利用できる為、防塵仕様となっているカメラは優れています。特に砂漠など砂埃が舞っているところで使用するときにお勧めと思います。

「SD1 Merrill ボディ」も「SIGMA sd Quattro ボディ」も防塵仕様となっているカメラです。そのためどちらも埃っぽい環境において、埃の光学系へやメカニック部への付着を防止しながら不具合なく使用できるという点で優れた部類に入るかと思います。「SD1 Merrill ボディ」も「SIGMA sd Quattro ボディ」も例えば、埃っぽい環境において、埃の光学系へやメカニック部への付着を防止しながら使用するのにオススメです。

最低ISO感度について

ノイズを抑制して撮影できるため、最低ISO感度が低いカメラは優れた部類に入るでしょう。ノイズを最小限に抑えて撮影する時にオススメだと思います。

「SIGMA sd Quattro ボディ」と「SD1 Merrill ボディ」の最低ISO感度を比較すると「SD1 Merrill ボディ」は100であるのに対して「SIGMA sd Quattro ボディ」は100です。ほぼ差はないです。体感上の違いはゼロと思います。

別の角度で選んだ方が良いでしょう。

最高ISO感度について

シャッタースピードを上げることで、手持ち撮影においても手ブレを抑制できるので、高い最高ISO感度のカメラは優れてます。とくに暗い場所でも写真撮影が出来るので、撮影場所を限定せずに使用したいようなときにお勧めといえそうです。

「SIGMA sd Quattro ボディ」と「SD1 Merrill ボディ」の最高ISO感度を比較すると「SD1 Merrill ボディ」は6400であるのに対して「SIGMA sd Quattro ボディ」は6400です。ほぼ差はありません。実用的な違いはゼロかと思います。

ほかの観点を見て比較するほうがよいでしょう。

バルブ撮影機能について

シャッターを長時間開けることができる点でバルブ撮影に対応しているカメラは優れています。例えば30秒以上シャッターを開けたい場合や、花火の尾の長さを調整したいような場合に適しています。

「SIGMA sd Quattro ボディ」も「SD1 Merrill ボディ」もバルブ撮影に対応しているカメラです。30秒以上シャッターを開けたい場合や、花火の尾の長さを調整できる点において「SD1 Merrill ボディ」も「SIGMA sd Quattro ボディ」も秀でているといえそうです。夜景や天体を綺麗に撮影するとき、どちらもおすすめです。

ファインダーの倍率について

ビント合わせが楽にできるという点で高いファインダーの倍率のカメラはよいといえなくもありません。例えば遠くのものを拡大して撮影したいような場合におすすめです。

「SIGMA sd Quattro ボディ」と「SD1 Merrill ボディ」のファインダーの倍率を比較すると「SIGMA sd Quattro ボディ」は1.1倍に対して「SD1 Merrill ボディ」は0.95倍です。0.15倍もの違いがあります。「SIGMA sd Quattro ボディ」のファインダー倍率は「SD1 Merrill ボディ」と比較してかなり高いです。「SIGMA sd Quattro ボディ」はピントなどの確認が正確にできる点において「SD1 Merrill ボディ」よりも極めてよいと思います。「SIGMA sd Quattro ボディ」は「SD1 Merrill ボディ」より遠くの物をズームした際の表示を確認したいような時にかなりおすすめだと思います。

実際に利用する上で「SD1 Merrill ボディ」と比較して「SIGMA sd Quattro ボディ」はかなり秀でていると言えます。

RAW+JPEG同時記録機能について

RAWとJPEGを同時に記録できるカメラはJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気にいらない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成できるため、優れた部類に入るといえなくもありません。いざという時のバックアップとなるので、撮影ミスを防止したい時にお勧めと言えそうです。

「SIGMA sd Quattro ボディ」も「SD1 Merrill ボディ」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。RAWデータを操作して新たに納得のいく画像を生成できるという点で「SD1 Merrill ボディ」も「SIGMA sd Quattro ボディ」も良いです。通常の写真と高画質な写真を同時に保存出来るので、後々撮影した画像を用途に合わせて使いたいという人が使用する場合「SD1 Merrill ボディ」も「SIGMA sd Quattro ボディ」も適していると思います。