SIGMA sd Quattro H ボディ と X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver] のスペックをレビュー

総画素数について

多い総画素数のカメラはより鮮明に撮影できる点で秀でていそうです。よりきれいに撮影するならおすすめです。

「SIGMA sd Quattro H ボディ」と「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の総画素数について比較すると「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は5000万画素であるのに対して「SIGMA sd Quattro H ボディ」は4470万画素です。総画素数という点で見てみると「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」も「SIGMA sd Quattro H ボディ」もほぼ差が無いでしょう。実用的な違いは無いです。

ほかの視点を見て決めた方がいいでしょう。

撮像素子サイズについて

撮像素子サイズが大きいカメラは色を詳細に表現して高画質な画像、映像を撮影できる点で良いといえるかもしれません。より綺麗な撮影をする時向いています。

撮像素子サイズを「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と「SIGMA sd Quattro H ボディ」を比べると「SIGMA sd Quattro H ボディ」はAPS-Hに対して「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は中判サイズです。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の方が「SIGMA sd Quattro H ボディ」よりも非常に大きいイメージセンサーです。より高画質な画像や映像を撮影することができる為「SIGMA sd Quattro H ボディ」より「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の方がすごく良いと言えるかもしれません。ノイズや白とびなどが少なく、わざとぼかしを作るなどの綺麗な写真を撮影するような場合「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は「SIGMA sd Quattro H ボディ」よりかなり適しています。

「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」に決める上で一つの重要な決め手になるでしょう。

最低ISO感度について

ノイズを抑制して撮影できるため、最低ISO感度が低いカメラは優れた部類に入るでしょう。ノイズを最小限に抑えて撮影する時にオススメだと思います。

「SIGMA sd Quattro H ボディ」と「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の最低ISO感度について比較すると「SIGMA sd Quattro H ボディ」は100で「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は100です。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と「SIGMA sd Quattro H ボディ」は同程度です。感じられるほどの違いはゼロかと思われます。

他の視点を見て決めたほうがよいでしょう。

最高ISO感度について

より暗い場所でも綺麗に撮影できるため、高い最高ISO感度のカメラは優れているといえなくもありません。夜景などを撮影する場合に適していると言えるかもしれません。

「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と「SIGMA sd Quattro H ボディ」の最高ISO感度を比較すると「SIGMA sd Quattro H ボディ」は6400で「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は25600です。19200ものかなり大きい差があります。最高ISO感度という点において「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の方が「SIGMA sd Quattro H ボディ」よりも非常に高いISO感度です。高感度で撮影できる為「SIGMA sd Quattro H ボディ」より「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の方が秀でていそうです。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は「SIGMA sd Quattro H ボディ」よりトンネルや夜景等の暗い場所で、鮮明な写真を撮影したいような場合にかなりお勧めです。

RAW+JPEG同時記録機能について

画像処理なく多くの人へ配りやすく、配布できるという点でRAWとJPEGを同時に記録できるカメラは優秀な部類に入るといえなくもありません。いざという時のバックアップとなるので、撮影ミスを防止したい時にお勧めと言えそうです。

「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」も「SIGMA sd Quattro H ボディ」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。一度に2つのデータを保存できるので、バックアップとして利用できるためどちらも秀でていると思います。「SIGMA sd Quattro H ボディ」も「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」もJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気に入らない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成したいなら向いていると言えるでしょう。

ライブビュー撮影撮影について

ライブビュー撮影ができるカメラは拡大できる液晶モニターで撮影するため細かいピント合わせができるという点で優秀と言えるかもしれません。光学ファインダーを使わずに、液晶モニターに写った映像を見ながら撮影する時におすすめと言えそうです。

「SIGMA sd Quattro H ボディ」も「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」もライブビュー撮影ができるカメラです。液晶モニターに写った映像を見ながら撮影できるためどちらもよいです。「SIGMA sd Quattro H ボディ」も「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」もライブビュー撮影を実現する時にオススメです。

AF測距点の最大数について

AF測距点の最大数が多いカメラは素早くピント合わせできる点において優れているといえるかもしれません。ピントが合う距離が多く様々なシーンで撮影する時におすすめです。

AF測距点の最大数について「SIGMA sd Quattro H ボディ」と「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」を比べると「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は35点で「SIGMA sd Quattro H ボディ」は9点です。26点もの大きな差があります。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は「SIGMA sd Quattro H ボディ」より非常に多いAFセンサー測距点です。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は自由にピントを合わせることができる点で「SIGMA sd Quattro H ボディ」よりも優れた部類に入ると言えそうです。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は「SIGMA sd Quattro H ボディ」より自分がピントを合わせたいところに確実に設定したいときにかなり適しています。

実際の利用を想定したとき「SIGMA sd Quattro H ボディ」より「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の方がかなり秀でているでしょう。

HDMI対応について

HDMI端子で接続できるカメラはカメラとテレビを接続して撮影した静止画や動画をテレビで見ることができるといった点で優秀です。HDMI機器と接続連携するならお勧めだと思います。

「SIGMA sd Quattro H ボディ」も「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」もHDMI端子で接続できるカメラです。複数の機器に接続できるといった点でどちらも秀でているといえそうです。「SIGMA sd Quattro H ボディ」も「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」もあらゆる機器と接続するときにオススメだと思います。

画面サイズについて

画面サイズが大きいカメラは撮影対象をより鮮明に確認できるという点で優れていると言えるでしょう。とくに多くの情報を取得しながら撮影したい時に向いていると言えるでしょう。

画面サイズを比較すると「SIGMA sd Quattro H ボディ」は3インチであり「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は3インチです。ほぼ差はないです。体感上の違いは無いと思われます。

別の観点で比較することをおすすめします。

本体サイズについて

山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と「SIGMA sd Quattro H ボディ」の本体サイズについて比較すると「SIGMA sd Quattro H ボディ」は横:147mm、縦:95.1mm、厚さ:90.8mmで「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は横:150mm、縦:98mm、厚さ:71mmです。「SIGMA sd Quattro H ボディ」と「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は比較的違いがあります。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の方が「SIGMA sd Quattro H ボディ」よりも比較的サイズが小さいです。場所を取りにくく収納できるといった点で「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の方がどちらかと言うと秀でていると思います。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は「SIGMA sd Quattro H ボディ」よりストレスなく持ち運びしたいならどちらかと言うと適していると言えるでしょう。

実際の利用において「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は「SIGMA sd Quattro H ボディ」に比べて比較的良いです。「SIGMA sd Quattro H ボディ」より「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」がいいですが、決定的に優れていると言えるほどの違いはありません。

最短シャッタースピードについて

動きの激しいスポーツシーンで使用できるため、短い最短シャッタースピードのカメラは優れた部類に入るでしょう。シャッターチャンスを逃さず瞬間を撮影したいときに向いています。

最短シャッタースピードを「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と「SIGMA sd Quattro H ボディ」を比べると「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は1/2000であるのに対して「SIGMA sd Quattro H ボディ」は1/4000です。「SIGMA sd Quattro H ボディ」と「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は非常に差があります。「SIGMA sd Quattro H ボディ」は「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」に比べてかなり短いです。動きの早いスポーツシーンの撮影ができるので「SIGMA sd Quattro H ボディ」の方が極めてよいと言えるでしょう。「SIGMA sd Quattro H ボディ」は「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」より動くものを撮影する時にブレずに止まったように撮影するようなときにとてもオススメと思います。

実際に使う場面において「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と「SIGMA sd Quattro H ボディ」の体感値としての違いは遥かに大きいです。「SIGMA sd Quattro H ボディ」にするための主な理由の一つになるでしょう。

最長シャッタースピードについて

最長シャッタースピードが長いカメラは動きのある被写体を撮影できるという点で秀でてます。暗い場所の被写体でも肉眼以上の明るさで撮影する場合に適しているといえるかもしれません。

「SIGMA sd Quattro H ボディ」と「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の最長シャッタースピードを比べると「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は60分であり「SIGMA sd Quattro H ボディ」は30秒です。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」のシャッタースピードは「SIGMA sd Quattro H ボディ」より非常に長いです。光を取り込む時間が長くできる為「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の方がすごく良いかもしれません。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は「SIGMA sd Quattro H ボディ」より光の取り込みを大きくし明るい映像を撮影するときにかなり適していると思います。

実際に利用する上で「SIGMA sd Quattro H ボディ」と「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は体感値としてとても大きい違いがあります。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」を選ぶ上で重要な判断材料の一つになるでしょう。