FUJIFILM X-H1 ボディ と FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット の評価を徹底レビュー
作成日時: 2024-05-13 22:58:56
「FUJIFILM X-H1 ボディ」と「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の機能や性能を徹底比較。どちらを選んだ方が良いのかを徹底解説しました。
FUJIFILM X-H1 ボディ | FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット | |||
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総合評価: |
(総合: 1345位) |
(総合: 1216位) | ||
本体サイズ | ![]() 横:139.8mm、縦:97.3mm、厚さ:85.5mm | ![]() 横:126mm、縦:85.1mm、厚さ:65.4mm | ||
本体重量 | ![]() 623g | ![]() 415g | ||
画面サイズ | ![]() 3インチ | ![]() 3インチ | ||
ファインダーの倍率 | ![]() 0.75倍 | ![]() 0.62倍 | ||
撮影枚数 | ![]() 310枚 | ![]() 300枚 | ||
総画素数 | ![]() 2430万画素 | ![]() 2610万画素 | ||
撮像素子サイズ | ![]() APS-C | ![]() APS-C | ||
動画解像度 | ![]() 4096x2160 | ![]() 4096x2160 | ||
AF測距点の最大数 | ![]() 91点 | ![]() 117点 | ||
1秒あたりの記録可能コマ数 | ![]() 14コマ | ![]() 30コマ | ||
最長シャッタースピード | ![]() 15分 | ![]() 15分 | ||
起動にかかる時間 | ![]() 0.4秒 | ![]() 0.4秒 | ||
最低ISO感度 | ![]() 100 | ![]() 80 | ||
最高ISO感度 | ![]() 51200 | ![]() 51200 | ||
より詳細に比較 |
「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」より「FUJIFILM X-H1 ボディ」が優れている5つの理由
- ファインダーの倍率はかなり高い25.2点(626位) vs 2.9点(777位)
- 防水に対応している
- 防塵仕様となっている
- 画面がチルト方式で可動する
- 外部ストレージのスロット数が2つある
「FUJIFILM X-H1 ボディ」より「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」が優れている4つの理由
- 1秒あたりの記録可能コマ数はかなり多い77.6点(210位) vs 54.4点(415位)
- 最低ISO感度はかなり低い62点(561位) vs 41.4点(1380位)
- 画面がバリアングル方式で可動する
- 自撮りに対応している
評価や特徴を比較
撮影モード
ライブビュー撮影撮影について
ライブビュー撮影ができるカメラはモニターで撮影対象を確認できるといった点でよいかもしれません。とくに被写体との距離が変わらない静物撮影をするときに向いています。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もライブビュー撮影ができるカメラです。液晶モニターに写った映像を見ながら撮影できるためどちらもよいです。「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もライブビュー撮影を実現する時にオススメです。
ストレージ
撮影枚数について
撮影枚数について「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」と「FUJIFILM X-H1 ボディ」を比較すると「FUJIFILM X-H1 ボディ」は310枚であり「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は300枚です。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」と「FUJIFILM X-H1 ボディ」はほんのわずかな違いがあります。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」と比較して「FUJIFILM X-H1 ボディ」は多少枚数が多いです。
数値的には「FUJIFILM X-H1 ボディ」の方が多いですが通常利用において体感差はほぼ感じないです。
撮影性能
総画素数について
多い総画素数のカメラはより鮮明に撮影できる点で秀でていそうです。よりきれいに撮影するならおすすめです。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」と「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の総画素数について比較すると「FUJIFILM X-H1 ボディ」は2430万画素であるのに対して「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は2610万画素です。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の画素数の方が「FUJIFILM X-H1 ボディ」よりも比較的多いです。ポスターなど、大きく印刷するための画像を撮影できるといった点で「FUJIFILM X-H1 ボディ」より「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の方がどちらかといえば良いといえるかもしれません。花の雄しべや雌しべを撮影するときに「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は「FUJIFILM X-H1 ボディ」よりオススメだと思います。
実際の利用において「FUJIFILM X-H1 ボディ」と「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は実用上やや大きい差があります。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は「FUJIFILM X-H1 ボディ」よりいいと言えます。しかし非常に優れているとまでは言えません。
撮像素子サイズについて
撮像素子サイズが大きいカメラは色を詳細に表現して高画質な画像、映像を撮影できる点で良いといえるかもしれません。より綺麗な撮影をする時向いています。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」と「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の撮像素子サイズについて比べると「FUJIFILM X-H1 ボディ」はAPS-Cに対して「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」はAPS-Cです。「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もほとんど同じくらいと言えます。体感的な差はありません。
ほかの視点で比較したほうが良いでしょう。
ローパスフィルターレス対応について
解像度が高いのでより高画質な写真を撮影できるため、ローパスフィルターレスとなっているカメラは優秀と言えるかもしれません。偽色やモアレを低減させて撮影する場合にオススメです。
「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も「FUJIFILM X-H1 ボディ」もローパスフィルターレスとなっているカメラです。必要な波長の光だけを通して、それ以外の光をカットできるため「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も優れているといえるかもしれません。どちらも撮像素子が本来持つ解像度を生かして撮影したい時に向いています。
4Kについて
4Kに対応しているカメラは4K画質で撮影できるという点で優秀です。4K(3840×2160)解像度を利用するような場合に向いています。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も4Kに対応しているカメラです。高画質な画像を撮影できるといった点でどちらも良いです。どちらも景色を最大限綺麗に美しく撮影するような時にお勧めだと思います。
動画解像度について
鮮明な動画が撮影できる為、高い動画解像度のカメラは優れているかと思います。例えば高精細高画質の動画を撮影したいような場合にオススメです。
動画解像度について「FUJIFILM X-H1 ボディ」と「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」を比べると「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は4096x2160に対して「FUJIFILM X-H1 ボディ」は4096x2160です。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の解像度は「FUJIFILM X-H1 ボディ」と差はほぼゼロです。実用的な違いは無いと思われます。
ほかの角度で比べるほうがよさそうです。
レンズ
ゴミ取り機構機能について
ゴミ取り機構機能を搭載しているカメラは清潔に保ったりできるので優れていると言えそうです。映像センサーについたホコリを除去したい時に向いています。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もゴミ取り機構機能を搭載しているカメラです。レンズのゴミを除去できる点においてどちらも優れているといえなくもないでしょう。センサーに付いたゴミを触れずに落とせるので、センサーのゴミが気になる事が多い人が使用したいならどちらも適しています。
基本情報
本体サイズについて
山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。小さくコンパクトに収納したいような時におすすめと思います。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」と「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の本体サイズについて比べると「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は横:126mm、縦:85.1mm、厚さ:65.4mmに対して「FUJIFILM X-H1 ボディ」は横:139.8mm、縦:97.3mm、厚さ:85.5mmです。「FUJIFILM X-H1 ボディ」のサイズと比べて「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は非常に小さいです。コンパクトに収納できるので「FUJIFILM X-H1 ボディ」より「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の方がとても優秀な部類に入るかと思います。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は「FUJIFILM X-H1 ボディ」より小さなスペースに収納する場合にとてもおすすめだと思います。
実際に使う場面において「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」と「FUJIFILM X-H1 ボディ」は実用上遥かに大きい差があります。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」を選ぶ一つの重要な判断材料となるでしょう。
本体重量について
持ち運びが容易にできる点において本体重量が軽いカメラは優秀な部類に入ると言えるでしょう。とくに軽いので持ち運びで使用したいような時にお勧めと言えそうです。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」と「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の本体重量について比較すると「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は415gで「FUJIFILM X-H1 ボディ」は623gです。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」と「FUJIFILM X-H1 ボディ」はとても違いがあります。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の重量は「FUJIFILM X-H1 ボディ」と比較してとても軽いです。トラッキングや登山など身体的負担を抑制して長時間携行できるため「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の方が「FUJIFILM X-H1 ボディ」よりもすごく秀でていると言えそうです。持ち運びして使用するときに「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は「FUJIFILM X-H1 ボディ」よりとても向いていると言えるでしょう。
実際に使う場面で「FUJIFILM X-H1 ボディ」と「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は実用上かなり大きい差があります。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」を選ぶ上で重要な理由の一つになります。
タッチパネルについて
タッチ操作で使用できるので、タッチパネルに対応しているカメラは優秀な部類に入るといえなくもありません。特にディスプレイ上の操作対象と入力対象が一致することから、直感的な操作をしたいならお勧めだと思います。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もタッチパネルに対応しているカメラです。そのためどちらも液晶モニターにタッチすることでピントを合わせることに代表される、タッチによるカメラ操作を、直感的かつ簡単に実行できる点で良いです。直感的な操作で簡単に使用したいようなときに「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も適していると言えるかもしれません。
接続機能
HDMI対応について
HDMI端子で接続できるカメラはカメラとテレビを接続して撮影した静止画や動画をテレビで見ることができるといった点で優秀です。HDMI機器と接続連携するならお勧めだと思います。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もHDMI端子で接続できるカメラです。そのため「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もTVやパソコンなど音声と映像を線一本で接続できる点において優れてます。どちらも一本のケーブルを使用しモニターと接続するならオススメといえそうです。
ディスプレイ
画面サイズについて
画角が広がり、ダイナミックでクリーンな写真を撮影できる点で大きい画面サイズのカメラは秀でているかもしれません。特に写真をその場で確認したいならオススメと言えるでしょう。
画面サイズについて比べると「FUJIFILM X-H1 ボディ」は3インチに対して「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は3インチです。ほぼ違いは無いです。実用的な差はゼロと思います。
ほかの視点から比べることをおすすめします。
通信規格
Wi-Fiについて
Wi-Fiに対応しているカメラは配線不要のためどこでも設置できる点で優れています。無線でネットに接続する時、おすすめといえそうです。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もWi-Fiに対応しているカメラです。そのため写真や動画を簡単にスマホやPCに転送できるという点でどちらも優れています。「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もケーブルを使わずに撮影データをワイヤレス転送をしたいような時にお勧めと思います。
Bluetoothについて
撮影した影像の音声をワイヤレスイヤホンを使って聞くことができる点でBluetoothに対応しているカメラは秀でていると言えそうです。とくにBluetooth接続機器と連携してデータをやり取りしたいような時に適しています。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もBluetoothに対応しているカメラです。ワイヤレスにて便利に使用できるため「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も優れていると思います。画像をパソコンやスマホなどに無線で手軽に送信したい人が使用する場合「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も適していると思います。
BLE規格対応について
BluetoothがBLE規格に対応しているカメラは低消費電力で無線接続できる点において秀でています。特に省電力で無線接続する場合に適しています。
「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も「FUJIFILM X-H1 ボディ」もBluetoothがBLE規格に対応しているカメラです。そのため「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もバッテリーの消費を抑えてデータをやり取りできるという点で秀でた部類に入るといえなくもありません。消費電力を抑制して節電したい人が使用するようなとき、どちらもお勧めだと思います。
ファインダー
ファインダーの倍率について
撮影対象をより鮮明に確認できる為、ファインダーの倍率が高いカメラは優れているといえそうです。例えば遠くのものを拡大して撮影したいような場合におすすめです。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」と「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」のファインダーの倍率を比較すると「FUJIFILM X-H1 ボディ」は0.75倍に対して「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は0.62倍です。0.13倍の大きな違いがあります。ファインダーの倍率という視点において「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」より「FUJIFILM X-H1 ボディ」の方が非常に高いです。「FUJIFILM X-H1 ボディ」は高画質な写真を撮影できる点において「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」よりも秀でた部類に入るかもしれません。ファインダーが見易いので、ファインダー撮影するような場合「FUJIFILM X-H1 ボディ」は「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」よりとても向いています。
実際の利用を考えると「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」と比較して「FUJIFILM X-H1 ボディ」は非常に優れているでしょう。
ファインダー視野率100%について
ファインダー視野率が100%となっているカメラはレンズからの映像をファインダーでそのまま映し出すことができる為、優れた部類に入るといえなくもないでしょう。自分のイメージとぴったりの撮影をする時にオススメだと思います。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もファインダー視野率が100%となっているカメラです。撮影者のイメージと実際に撮影される画像の範囲にズレがない理想的なファインダーのもと撮影できるのでどちらも良いと言えるでしょう。どちらも例えば、撮影者が意図したフレーミングと実際に撮影した画像との間にズレがないように対象を撮影する場合に向いていると言えるかもしれません。
撮影速度
1秒あたりの記録可能コマ数について
連射撮影時に決定的瞬間を確実に捉えることができるため、1秒あたりの記録可能コマ数が多いカメラは優秀です。とくにより自然に近い細やかな動画を撮影したいならお勧めだと思います。
「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」と「FUJIFILM X-H1 ボディ」の1秒あたりの記録可能コマ数について比較すると「FUJIFILM X-H1 ボディ」は14コマに対して「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は30コマです。16コマもの大きな差があります。「FUJIFILM X-H1 ボディ」のコマ数と比べて「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」はかなり多いです。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は連射撮影時に決定的瞬間を逃さず撮影することができる点で「FUJIFILM X-H1 ボディ」よりも大変優れていると言えるでしょう。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は「FUJIFILM X-H1 ボディ」より多くの連写を実現したい時にかなりお勧めです。
実際に使う場面において「FUJIFILM X-H1 ボディ」と「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の体感値としての差は遥かに大きいです。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」に決める上で重要な理由の一つとなると思います。
最長シャッタースピードについて
最長シャッタースピードが長いカメラは動きのある被写体を撮影できるという点で秀でてます。暗い場所の被写体でも肉眼以上の明るさで撮影する場合に適しているといえるかもしれません。
最長シャッタースピードについて「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」と「FUJIFILM X-H1 ボディ」を比べると「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は15分に対して「FUJIFILM X-H1 ボディ」は15分です。ほぼ違いは無いです。実用上の違いは無いかと思います。
起動にかかる時間について
短い起動にかかる時間のカメラは素早く立ち上げて使用できる点で優秀と言えそうです。電源を入れてすぐに使用するような時に向いているといえるかもしれません。
起動にかかる時間を「FUJIFILM X-H1 ボディ」と「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」を比較すると「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は0.4秒であるのに対して「FUJIFILM X-H1 ボディ」は0.4秒です。「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も同程度の起動時間です。感じられるほどの違いは無いと思われます。
ほかの観点から比べることをおすすめします。
保存形式
RAW+JPEG同時記録機能について
画像処理なく多くの人へ配りやすく、配布できるという点でRAWとJPEGを同時に記録できるカメラは優秀な部類に入るといえなくもありません。写真編集時に最適な方を選べるので、編集までこだわりたいという人が使用したいようなときにおすすめだと思います。
「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も「FUJIFILM X-H1 ボディ」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。一度に2つのデータを保存できるので、バックアップとして利用できるためどちらも秀でていると思います。「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気に入らない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成したいなら向いていると言えるでしょう。
撮影明度
最低ISO感度について
ノイズを抑制して撮影できるため、最低ISO感度が低いカメラは優れた部類に入るでしょう。ノイズを最小限に抑えて撮影する時にオススメだと思います。
最低ISO感度について「FUJIFILM X-H1 ボディ」と「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」を比べると「FUJIFILM X-H1 ボディ」は100であり「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は80です。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」と「FUJIFILM X-H1 ボディ」はかなり差があります。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」のISO感度は「FUJIFILM X-H1 ボディ」と比較してとても低いです。明るい写真を撮る事ができるという点で「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の方が優れていそうです。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は「FUJIFILM X-H1 ボディ」よりノイズが少ないキレイな写真を撮影するならかなりお勧めだと思います。
実際の利用を考えると「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」と「FUJIFILM X-H1 ボディ」の体感上の違いはとても大きいです。「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」にする主な決め手の一つとなると思います。
最高ISO感度について
より暗い場所でも綺麗に撮影できるため、高い最高ISO感度のカメラは優れているといえなくもありません。高感度撮影で美しく被写体をとらえたりしたい時に適していると思います。
「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」と「FUJIFILM X-H1 ボディ」の最高ISO感度を比較すると「FUJIFILM X-H1 ボディ」は51200であるのに対して「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は51200です。ほぼ差はありません。実用的な違いはゼロかと思います。
他の角度から比べることをおすすめします。
バルブ撮影機能について
バルブ撮影に対応しているカメラは夜景や花火を美しく撮影できる点において優秀と言えるでしょう。必要な時間、シャッターボタンを押し続けて撮影するような場合にオススメだと思います。
「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も「FUJIFILM X-H1 ボディ」もバルブ撮影に対応しているカメラです。花火を美しく撮影できる点においてどちらも良いでしょう。夜景や天体を綺麗に撮影するとき、どちらもおすすめです。
調節機能
AF測距点の最大数について
ピント合わせを容易にできるため、AF測距点の最大数が多いカメラは優秀です。遠くのものを撮影するようなとき、おすすめです。
AF測距点の最大数について比較すると「FUJIFILM X-H1 ボディ」は91点に対して「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は117点です。26点程度の差があります。「FUJIFILM X-H1 ボディ」と比べて「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」はやや多いAFセンサー測距点です。ピントをとらえる枠が多くなるので、真ん中に被写体を置かなくてもオートフォーカスできるという点で「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」の方が「FUJIFILM X-H1 ボディ」よりもどちらかといえば秀でていると思います。より遠くの被写体にピントを合わせて撮影をしたいなら「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は「FUJIFILM X-H1 ボディ」よりわりとお勧めです。
「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」は「FUJIFILM X-H1 ボディ」より良いと言えます。しかし決め手になる程の違いはないでしょう。
5軸手ブレ補正機能について
5軸手ブレ補正機能を搭載しているカメラは前後左右に加え水平方向の手ぶれをしっかり補正するので安定した撮影ができるといった点で優れていると言えそうです。例えば運動会などで、走っている子どもをブレずに撮影する時向いているといえるかもしれません。
「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も「FUJIFILM X-H1 ボディ」も5軸手ブレ補正機能を搭載しているカメラです。前後左右の角度ブレに加え、水平方向の並進ブレ(水平シフト)と垂直方向の並進ブレ(垂直シフト)、さらに光軸回転ブレを補正できるので「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も秀でているといえそうです。前後左右の角度ブレに加え、水平方向の並進ブレ(水平シフト)と垂直方向の並進ブレ(垂直シフト)、さらに光軸回転ブレを補正する場合に「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」もお勧めと言えるでしょう。
手ブレ補正機能について
手ブレ補正機構を搭載しているカメラは手ブレを気にせず、ブレのないクリアな映像を撮影できるため優れた部類に入ると思います。撮影するときのわずかなカメラの動き(手の揺れ)を補正して、鮮明に撮影するような時におすすめといえそうです。
「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も手ブレ補正機構を搭載しているカメラです。動きながら撮影できる点で「FUJIFILM X-H1 ボディ」も「FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット」も優秀です。どちらも手ぶれによる映像の乱れを軽減するなら適しています。
性能・機能を比較
FUJIFILM X-H1 ボディ | FUJIFILM X-S10 XC15-45mmレンズキット | |
画像 | ![]() | ![]() |
本体サイズ | 横:139.8mm、縦:97.3mm、厚さ:85.5mm | 横:126mm、縦:85.1mm、厚さ:65.4mm |
本体重量 | 623g | 415g |
タッチパネル | ○ | ○ |
色 | ブラック | ブラック |
電池の型番 | NP-W126S | NP-W126S |
防水対応 | ○ | - |
防塵対応 | ○ | - |
画面の可動方式 | チルト式 | バリアングル式 |
画面サイズ | 3インチ | 3インチ |
チルト式可動モニター | ○ | - |
バリアングル式可動モニター | - | ○ |
セルフィー対応 | - | ○ |
ファインダーの倍率 | 0.75倍 | 0.62倍 |
ファインダー形式 | 有機EL電子ビューファインダー | 有機EL電子ビューファインダー |
ファインダー視野率100% | ○ | ○ |
撮影枚数 | 310枚 | 300枚 |
対応外部ストレージ | SD/SDHC/SDXC | SD/SDHC/SDXC |
外部ストレージのスロット数 | ○ | × |
総画素数 | 2430万画素 | 2610万画素 |
撮像素子サイズ | APS-C | APS-C |
イメージセンサーの大きさ | APS-C | APS-C |
ローパスフィルターレス対応 | ○ | ○ |
4K対応 | ○ | ○ |
動画解像度 | 4096x2160 | 4096x2160 |
動画解像度 | 4096x2160 | 4096x2160 |
AF測距点の最大数 | 91点 | 117点 |
5軸手ブレ補正機能 | ○ | ○ |
手ブレ補正機能 | ○ | ○ |
1秒あたりの記録可能コマ数 | 14コマ | 30コマ |
最短シャッタースピード | 1/32000 | 1/32000 |
最短シャッタースピード | 1/32000 | 1/32000 |
最長シャッタースピード | 900 | 900 |
最長シャッタースピード | 15分 | 15分 |
起動にかかる時間 | 0.4秒 | 0.4秒 |
最低ISO感度 | 100 | 80 |
最高ISO感度 | 51200 | 51200 |
バルブ撮影機能 | ○ | ○ |
ライブビュー撮影撮影 | ○ | ○ |
レンズマウント | Xマウント | Xマウント |
ゴミ取り機構機能 | ○ | ○ |
データの保存形式 | MOV/JPEG/RAW | MOV/MP4/JPEG/RAW |
RAW+JPEG同時記録機能 | ○ | ○ |
RAW撮影時のビット数 | 14bit | 14bit |
Wi-Fi対応 | ○ | ○ |
Bluetooth対応 | ○ | ○ |
Bluetooth規格 | Bluetooth 4.0 | Bluetooth 4.2 |
BLE規格対応 | ○ | ○ |
HDMI対応 | ○ | ○ |