SONY MHS-PM5K (2010) と ニコン COOLPIX S1200pj のスペックを評価を解説

総画素数について

綺麗な写真を撮ることができるため、総画素数が多いカメラは優れた部類に入るでしょう。とくにより精細で高画質の写真を撮影したいような場合に向いているといえるかもしれません。

総画素数について「SONY MHS-PM5K (2010)」と「ニコン COOLPIX S1200pj」を比較すると「ニコン COOLPIX S1200pj」は1448万画素であり「SONY MHS-PM5K (2010)」は503万画素です。945万画素もの大きい違いがあります。「ニコン COOLPIX S1200pj」の方が「SONY MHS-PM5K (2010)」よりもかなり画素数が多いです。ポスターに使用するような大きな写真を綺麗に撮影できるため「ニコン COOLPIX S1200pj」の方が非常に優れているといえそうです。「ニコン COOLPIX S1200pj」は「SONY MHS-PM5K (2010)」より花の雄しべや雌しべを撮影したいような時にお勧めだと思います。

撮像素子サイズについて

撮像素子サイズが大きいカメラは色を詳細に表現して高画質な画像、映像を撮影できる点で良いといえるかもしれません。より綺麗な撮影をする時向いています。

「ニコン COOLPIX S1200pj」と「SONY MHS-PM5K (2010)」を撮像素子サイズを比較すると「SONY MHS-PM5K (2010)」は1/2.5型であり「ニコン COOLPIX S1200pj」は1/2.3型です。「ニコン COOLPIX S1200pj」は「SONY MHS-PM5K (2010)」よりわずかに大きいです。ダイナミックレンジが広く、豊かに色再現された映像が撮影できるという点で「ニコン COOLPIX S1200pj」の方がどちらかといえば良いでしょう。とはいえ高画質な映像を撮影するのに感覚的にわかるほどの差はほとんど無いと思われます。

数値的には「SONY MHS-PM5K (2010)」より「ニコン COOLPIX S1200pj」の方が大きいですが、通常利用において体感できるほどの差はほとんどありません。

デジタルズーム倍率について

光学ズームと組み合わせ被写体を拡大して撮影できるという点でデジタルズーム倍率が高いカメラは優秀といえそうです。レンズの故障を抑制し、カメラ、レンズがコンパクトなままで、被写体を拡大して撮影したいような時におすすめと思います。

デジタルズーム倍率について比較すると「SONY MHS-PM5K (2010)」は4倍であり「ニコン COOLPIX S1200pj」は4倍です。「ニコン COOLPIX S1200pj」と「SONY MHS-PM5K (2010)」はほぼ同じくらいです。感覚的にわかるほどの違いはゼロと思います。

別の観点で比べた方がよさそうです。

手ブレ補正機能について

手ブレを抑えて綺麗に撮影できる点において手ブレ補正機構を搭載しているカメラは優れた部類に入るでしょう。撮影するときのわずかなカメラの動き（手の揺れ）を補正して、鮮明に撮影するような時におすすめといえそうです。

「SONY MHS-PM5K (2010)」も「ニコン COOLPIX S1200pj」も手ブレ補正機構を搭載しているカメラです。そのため「SONY MHS-PM5K (2010)」も「ニコン COOLPIX S1200pj」も焦点距離の長いレンズを使った場合でも、ブレのない美しい画像が撮影できる点において優秀な部類に入るかと思います。どちらも手ぶれによる映像の乱れを軽減するなら適しています。

本体サイズについて

山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

本体サイズを「ニコン COOLPIX S1200pj」と「SONY MHS-PM5K (2010)」を比較すると「SONY MHS-PM5K (2010)」は横:108mm、縦:54mm、厚さ:19mmであるのに対して「ニコン COOLPIX S1200pj」は横:107mm、縦:63.4mm、厚さ:22.6mmです。「SONY MHS-PM5K (2010)」と「ニコン COOLPIX S1200pj」の差は少しです。「ニコン COOLPIX S1200pj」のサイズと比べて「SONY MHS-PM5K (2010)」は多少小さいです。場所を取りにくく収納できるといった点で「SONY MHS-PM5K (2010)」の方がわずかに良いといえなくもありません。しかしながら収納をコンパクトにする場合大半の場合で実感できないくらいの違いだと言えるでしょう。

強いて言えば「SONY MHS-PM5K (2010)」ですが基本的には気にするほどの差はほとんどないでしょう。