SONY PMW-350K (2010) と SONY NEX-VG10 (2010) の評価を徹底レビュー

撮影に必要な最低被写体照度について

最低被写体照度の値が低いほど感度が高いカメラということになり、暗所で撮影できる点で低い撮影に必要な最低被写体照度のカメラは優秀と言えるかもしれません。夜の防犯カメラとして使用するような時におすすめだと思います。

撮影に必要な最低被写体照度を「SONY NEX-VG10 (2010)」と「SONY PMW-350K (2010)」を比較すると「SONY NEX-VG10 (2010)」は11ルクスであり「SONY PMW-350K (2010)」は0.006ルクスです。10.994ルクスの大きな違いがあります。撮影に必要な最低被写体照度という点で見てみると「SONY NEX-VG10 (2010)」より「SONY PMW-350K (2010)」の方が非常に低い最低被写体照度です。「SONY PMW-350K (2010)」は暗い場所でもよりきれいな映像で撮影できるという点で「SONY NEX-VG10 (2010)」よりも極めて優れていると言えそうです。「SONY PMW-350K (2010)」は「SONY NEX-VG10 (2010)」より暗いところでも鮮明に撮影したいようなときにお勧めと言えるかもしれません。

実際に使う場面で「SONY PMW-350K (2010)」と「SONY NEX-VG10 (2010)」は実用上とても大きい違いがあります。「SONY PMW-350K (2010)」に決めるための主な理由の一つになるでしょう。

HDMI対応について

他端末に接続し、大画面で撮影した画像を見ることができる為、HDMI端子で接続できるカメラは優秀な部類に入るかと思います。HDMI機器と接続連携するならお勧めだと思います。

「SONY PMW-350K (2010)」も「SONY NEX-VG10 (2010)」もHDMI端子で接続できるカメラです。一本の配線で音と画像を入出力できる点でどちらも優秀と言えそうです。どちらも映像と音声の両方をモニターに伝送するのに向いています。

最短焦点距離について

短い最短焦点距離のカメラは近距離でも焦点を合わせて撮影できるという点で優れた部類に入るかもしれません。ピントを合わせることにこだわりたい人が使用するならおすすめだと思います。

最短焦点距離を比べると「SONY NEX-VG10 (2010)」は32.4mmであるのに対して「SONY PMW-350K (2010)」は31.5mmです。「SONY PMW-350K (2010)」と「SONY NEX-VG10 (2010)」の違いは少ししかありません。「SONY NEX-VG10 (2010)」の焦点距離と比較して「SONY PMW-350K (2010)」はどちらかといえば短いです。「SONY PMW-350K (2010)」は近くの被写体を鮮明にでき、画角を広く撮影できる点で「SONY NEX-VG10 (2010)」よりもどちらかといえば良いと思います。しかしながら全体を広く撮影するのに体感的にわかるほどの違いはほぼ無いと思われます。

数値としては「SONY NEX-VG10 (2010)」より「SONY PMW-350K (2010)」の方が短いですが、大多数の人にとって体感差はほとんど感じません。

最長焦点距離について

遠くの被写体を拡大でき、画角を狭く撮影できるという点で長い最長焦点距離のカメラは優れていそうです。とくに超望遠で楽々撮影したいならオススメだと思います。

最長焦点距離を比べると「SONY NEX-VG10 (2010)」は360mmで「SONY PMW-350K (2010)」は50.3cmです。「SONY NEX-VG10 (2010)」と「SONY PMW-350K (2010)」はとても違いがあります。「SONY NEX-VG10 (2010)」と比較して「SONY PMW-350K (2010)」はとても焦点距離が長いです。通常より離れた被写体にピントを合わせて撮影できる点において「SONY NEX-VG10 (2010)」より「SONY PMW-350K (2010)」の方が大変優秀な部類に入ると言えそうです。「SONY PMW-350K (2010)」は「SONY NEX-VG10 (2010)」より画角が狭くなり、被写体を大きく撮影したいようなときに適しています。

実際に使うことを想定したとき「SONY NEX-VG10 (2010)」と「SONY PMW-350K (2010)」の体感値としての違いは遥かに大きいです。「SONY PMW-350K (2010)」にする上で重要な決め手の一つになると思います。