富士フイルム FinePix T500 と SONY MHS-PM5K (2010) の性能比較

本体サイズについて

山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。小さくコンパクトに収納したいような時におすすめと思います。

本体サイズを比較すると「SONY MHS-PM5K (2010)」は横:108mm、縦:54mm、厚さ:19mmであり「富士フイルム FinePix T500」は横:99.4mm、縦:57mm、厚さ:25.8mmです。「SONY MHS-PM5K (2010)」も「富士フイルム FinePix T500」もサイズはほぼ差が無いと言えるでしょう。実用的な差はゼロと思います。

本体重量について

簡単に持ち運びできる点において軽い本体重量のカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。特に散歩などに気軽に携行するような時、お勧めだと思います。

本体重量を「SONY MHS-PM5K (2010)」と「富士フイルム FinePix T500」を比較すると「富士フイルム FinePix T500」は136gであるのに対して「SONY MHS-PM5K (2010)」は130gです。ほぼ差はないです。体感できるほどの差はゼロです。

ほかの観点から比較することをおすすめします。

総画素数について

より鮮明な写真撮影ができるといった点で多い総画素数のカメラは秀でてます。より高画質な撮影をするような場合に適しています。

「富士フイルム FinePix T500」と「SONY MHS-PM5K (2010)」の総画素数について比べると「富士フイルム FinePix T500」は1600万画素であるのに対して「SONY MHS-PM5K (2010)」は503万画素です。「SONY MHS-PM5K (2010)」の画素数と比較して「富士フイルム FinePix T500」は非常に多いです。ポスターなど、大きく印刷するための画像を撮影できる点において「富士フイルム FinePix T500」の方が「SONY MHS-PM5K (2010)」よりも優秀です。「富士フイルム FinePix T500」は「SONY MHS-PM5K (2010)」より花の雄しべや雌しべを撮影したいような時にお勧めだと思います。

実際の利用を想定したとき「SONY MHS-PM5K (2010)」より「富士フイルム FinePix T500」の方がとても優れているでしょう。「富士フイルム FinePix T500」にするための主な決め手の一つとなると思います。

撮像素子サイズについて

色をより詳細に表現することができるので、大きい撮像素子サイズのカメラは優れた部類に入ると思います。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

「富士フイルム FinePix T500」と「SONY MHS-PM5K (2010)」を撮像素子サイズを比較すると「SONY MHS-PM5K (2010)」は1/2.5型であり「富士フイルム FinePix T500」は1/2.3型です。違いはごくわずかしかありません。「SONY MHS-PM5K (2010)」より「富士フイルム FinePix T500」の方がどちらかといえば大きいです。ダイナミックレンジが広く、豊かに色再現された映像が撮影できるという点で「富士フイルム FinePix T500」の方がどちらかといえば良いでしょう。水の流れのように動きが速い被写体を撮影するカメラマンが使用する時ハッキリと体感できるほどの違いはないと思います。

数値的には「富士フイルム FinePix T500」の方が大きいですが通常の利用において体感差はほぼ感じません。

デジタルズーム倍率について

光学ズームと組み合わせ被写体を拡大して撮影できるという点でデジタルズーム倍率が高いカメラは優秀といえそうです。特に動きの速い昆虫を撮影するカメラマンが使用したいならお勧めだと思います。

デジタルズーム倍率を「SONY MHS-PM5K (2010)」と「富士フイルム FinePix T500」を比べると「富士フイルム FinePix T500」は2倍であり「SONY MHS-PM5K (2010)」は4倍です。「SONY MHS-PM5K (2010)」は「富士フイルム FinePix T500」に比べてかなり高いデジタルズーム倍率です。「SONY MHS-PM5K (2010)」は撮影した画像の一部を切り取ってコンピュータ処理で補完拡大をより高倍率にできる点で「富士フイルム FinePix T500」よりも極めて優れた部類に入ると言えるかもしれません。遠くにあるものも綺麗に美しく撮影するとき「SONY MHS-PM5K (2010)」は「富士フイルム FinePix T500」より向いています。

実際の利用を考えると「SONY MHS-PM5K (2010)」と「富士フイルム FinePix T500」の体感上の差はかなり大きいです。

手ブレ補正機能について

手ブレ補正機構を搭載しているカメラは手ブレを気にせず、ブレのないクリアな映像を撮影できるため優れた部類に入ると思います。撮影するときのわずかなカメラの動き（手の揺れ）を補正して、鮮明に撮影するような時におすすめといえそうです。

「富士フイルム FinePix T500」も「SONY MHS-PM5K (2010)」も手ブレ補正機構を搭載しているカメラです。手ブレを気にせずに撮影できるといった点でどちらも優秀な部類に入るかと思います。どちらも手ぶれによる映像の乱れを軽減するなら適しています。