富士フイルム FinePix Z37 と ケンコー DSC830P (2008) のスペックを比較

総画素数について

綺麗な写真を撮ることができるため、総画素数が多いカメラは優れた部類に入るでしょう。高精細高画質の写真を撮影する場合にお勧めだと思います。

総画素数を「富士フイルム FinePix Z37」と「ケンコー DSC830P (2008)」を比較すると「富士フイルム FinePix Z37」は1000万画素に対して「ケンコー DSC830P (2008)」は820万画素です。「富士フイルム FinePix Z37」と「ケンコー DSC830P (2008)」は比較的差があります。「富士フイルム FinePix Z37」は「ケンコー DSC830P (2008)」に比べてやや画素数が多いです。より細かいところまで映し出すことができるので「ケンコー DSC830P (2008)」より「富士フイルム FinePix Z37」の方がどちらかといえば良いかと思います。リアルな画像を撮影したい時に「富士フイルム FinePix Z37」は「ケンコー DSC830P (2008)」よりやや向いています。

「富士フイルム FinePix Z37」がいいでしょう。ただすごく優れているというわけではありません。

動画解像度について

たくさんの画素で表現することになり、鮮明で高画質な動画を撮影できる為、高い動画解像度のカメラは優れているといえなくもないでしょう。例えば高精細高画質の動画を撮影したいような場合にオススメです。

動画解像度を比較すると「ケンコー DSC830P (2008)」は640x480で「富士フイルム FinePix Z37」は640x480です。「富士フイルム FinePix Z37」も「ケンコー DSC830P (2008)」も同じくらいの解像度です。感じられるほどの差はありません。

他の視点で比較した方が良さそうです。

対応フレームレートについて

1秒間に入るコマ数を増やしてデータ容量を大きくすることができるといった点で高い対応フレームレートのカメラは優れた部類に入るかもしれません。とくに対象をなめらかに撮影する場合におすすめだと思います。

対応フレームレートを比較すると「富士フイルム FinePix Z37」は30fpsに対して「ケンコー DSC830P (2008)」は30fpsです。「ケンコー DSC830P (2008)」も「富士フイルム FinePix Z37」も同じくらいです。体感上の差は無いです。

最短撮影距離について

焦点距離の短い広角レンズほどワーキングディスタンスが短くできる点で最短撮影距離が短いカメラはよいです。例えばマクロや接写を快適にしたいようなときにおすすめといえるかもしれません。

最短撮影距離について比べると「富士フイルム FinePix Z37」は80mmであるのに対して「ケンコー DSC830P (2008)」は100mmです。「富士フイルム FinePix Z37」と「ケンコー DSC830P (2008)」の違いはごくわずかしかありません。最短撮影距離という角度で見ると「富士フイルム FinePix Z37」は「ケンコー DSC830P (2008)」と比較して多少短いです。近くのものにもピントを合わせて大きく撮影できるので「富士フイルム FinePix Z37」の方が多少よいかと思います。とはいえ近くにあるものもピントをぼやかすことなく綺麗に撮影するのに体感的にわかるほどの差はほとんど無いでしょう。

PictBridge対応について

PictBridgeに対応しているカメラはプリンタを直接接続して印刷することができるため優れた部類に入るかと思います。特にPCを経由する事なくダイレクトプリントするような場合向いています。

「富士フイルム FinePix Z37」も「ケンコー DSC830P (2008)」もPictBridgeに対応しているカメラです。そのためカメラを直接プリンターに接続し印刷ができる点で「富士フイルム FinePix Z37」も「ケンコー DSC830P (2008)」も優秀です。「富士フイルム FinePix Z37」も「ケンコー DSC830P (2008)」もプリンターで印刷したいがパソコンは持っていない人が使用する時におすすめだと思います。

光学ズーム倍率について

光学ズーム倍率が高いカメラは遠くの被写体を劣化させる事無く拡大して撮影できるので、優れているといえなくもないでしょう。遠くにあるものもピントをぼやかすことなく撮影するのに適していると言えそうです。

光学ズーム倍率について「ケンコー DSC830P (2008)」と「富士フイルム FinePix Z37」を比べると「富士フイルム FinePix Z37」は3倍であるのに対して「ケンコー DSC830P (2008)」は3倍です。「ケンコー DSC830P (2008)」と「富士フイルム FinePix Z37」はほとんど同一です。実用的な違いはゼロかと思われます。

別の視点で選択することをおすすめします。

デジタルズーム倍率について

デジタルズーム倍率が高いカメラはレンズを動かす事無く使用出来るのでコンパクトなカメラを利用できるため優れてます。レンズの故障を抑制し、カメラ、レンズがコンパクトなままで、被写体を拡大して撮影したいような時におすすめと思います。

デジタルズーム倍率を「富士フイルム FinePix Z37」と「ケンコー DSC830P (2008)」を比較すると「ケンコー DSC830P (2008)」は5倍であるのに対して「富士フイルム FinePix Z37」は5.7倍です。「富士フイルム FinePix Z37」と「ケンコー DSC830P (2008)」はわずかに差しかありません。「ケンコー DSC830P (2008)」のデジタルズーム倍率より「富士フイルム FinePix Z37」の方がわずかに高いです。光学ズームと組み合わせより遠くの被写体をアップして撮影できるため「富士フイルム FinePix Z37」の方が「ケンコー DSC830P (2008)」よりも多少良いかと思います。しかしながら倍率が高く確実に撮影したい場合について大半の場合で体感できないほどの違いだと思います。

顔認識機能について

顔認識機能を搭載しているカメラは人を自動的に識別できるといった点で秀でていそうです。たとえば顔を認識し自動にピントや適切な設定で撮影したいならオススメといえるかもしれません。

「富士フイルム FinePix Z37」も「ケンコー DSC830P (2008)」も顔認識機能を搭載しているカメラです。そのため人物を写すときに失敗をせずに撮影できるという点でどちらも良い部類に入るかもしれません。「富士フイルム FinePix Z37」も「ケンコー DSC830P (2008)」も顔を認識してピントを合わせてくれるので人物の写真を撮影するときにおすすめだと思います。

画面サイズについて

画面サイズが大きいカメラは目で確認しながら撮影できるため、優れているといえなくもありません。大画面で確実に被写体を視認したいような場合にオススメと思います。

画面サイズを「富士フイルム FinePix Z37」と「ケンコー DSC830P (2008)」を比べると「富士フイルム FinePix Z37」は2.7インチで「ケンコー DSC830P (2008)」は3インチです。0.2インチのかなり大きい違いがあります。「ケンコー DSC830P (2008)」は「富士フイルム FinePix Z37」に比べて非常に画面が大きいです。大きな画面で映像を確認できるため「ケンコー DSC830P (2008)」の方がすごく良いかもしれません。「ケンコー DSC830P (2008)」は「富士フイルム FinePix Z37」よりより大きな画面で操作したいような時にとてもお勧めだと思います。

実際の利用を想定したとき「ケンコー DSC830P (2008)」と「富士フイルム FinePix Z37」の実用上の違いはかなり大きいです。「ケンコー DSC830P (2008)」を選ぶための重要な決め手の一つになるでしょう。

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。持ち運び時の負担を軽減したいような時に向いています。

「ケンコー DSC830P (2008)」と「富士フイルム FinePix Z37」の本体サイズを比較すると「ケンコー DSC830P (2008)」は横:92mm、縦:57mm、厚さ:19.9mmに対して「富士フイルム FinePix Z37」は横:89mm、縦:57.9mm、厚さ:23.9mmです。ほとんど差は無いです。実用的な違いはありません。

他の角度から比較するほうがよいでしょう。

本体重量について

持ち運びが容易にできる点において本体重量が軽いカメラは優秀な部類に入ると言えるでしょう。特に散歩などに気軽に携行するような時、お勧めだと思います。

「ケンコー DSC830P (2008)」と「富士フイルム FinePix Z37」を本体重量を比較すると「富士フイルム FinePix Z37」は115gに対して「ケンコー DSC830P (2008)」は120gです。「ケンコー DSC830P (2008)」の重量は「富士フイルム FinePix Z37」とほとんど同程度でしょう。体感できるほどの差はゼロです。

他の角度から選んだほうがよさそうです。

ストレージ容量について

多くの撮影データを保存できるといった点でストレージ容量が大きいカメラはよいと言えるかもしれません。沢山のデータを保管するようなとき、オススメと言えるかもしれません。

ストレージ容量について比較すると「富士フイルム FinePix Z37」は18MBで「ケンコー DSC830P (2008)」は32MBです。「ケンコー DSC830P (2008)」と「富士フイルム FinePix Z37」はわずかな差しかありません。「ケンコー DSC830P (2008)」の容量は「富士フイルム FinePix Z37」よりわずかに大きいです。大量に撮影するプロの写真家がメモリを気にせずに使用できる点で「ケンコー DSC830P (2008)」の方が多少は良いかと思います。しかしながら補助記憶装置と連携して保存量を増やして撮影したい場合でもよっぽど気になる人でないと実感できるほどの違いは無いと思われます。

数値的には「ケンコー DSC830P (2008)」の方が「富士フイルム FinePix Z37」より大きいですが、通常利用において体感できるほどの差はほとんど無いでしょう。