富士フイルム FinePix Z900EXR と コダック PLAYFULL (2011) の評価を徹底レビュー

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

本体サイズを「コダック PLAYFULL (2011)」と「富士フイルム FinePix Z900EXR」を比較すると「コダック PLAYFULL (2011)」は横:99mm、縦:40.6mm、厚さ:15.2mmであるのに対して「富士フイルム FinePix Z900EXR」は横:100.8mm、縦:59mm、厚さ:18.2mmです。「コダック PLAYFULL (2011)」も「富士フイルム FinePix Z900EXR」も違いはほとんどゼロでしょう。実用的な違いはありません。

他の角度から比較するほうがよいでしょう。

本体重量について

軽い本体重量のカメラは持ち運びがラクにできるといった点で秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。とくに軽いので持ち運びで使用したいような時にお勧めと言えそうです。

本体重量について「富士フイルム FinePix Z900EXR」と「コダック PLAYFULL (2011)」を比較すると「コダック PLAYFULL (2011)」は90gであり「富士フイルム FinePix Z900EXR」は135gです。「コダック PLAYFULL (2011)」も「富士フイルム FinePix Z900EXR」も同程度の重量です。体感できるほどの差はゼロです。

デジタルズーム倍率について

光学ズームと組み合わせ被写体を拡大して撮影できるという点でデジタルズーム倍率が高いカメラは優秀といえそうです。レンズの故障を抑制し、カメラ、レンズがコンパクトなままで、被写体を拡大して撮影したいような時におすすめと思います。

デジタルズーム倍率を「富士フイルム FinePix Z900EXR」と「コダック PLAYFULL (2011)」を比較すると「コダック PLAYFULL (2011)」は4倍であるのに対して「富士フイルム FinePix Z900EXR」は5倍です。「富士フイルム FinePix Z900EXR」と「コダック PLAYFULL (2011)」はわずかに差しかありません。「コダック PLAYFULL (2011)」のデジタルズーム倍率より「富士フイルム FinePix Z900EXR」の方がわずかに高いです。撮影した画像の一部を切り取ってコンピュータ処理で補完拡大をより高倍率にできるという点で「富士フイルム FinePix Z900EXR」の方が「コダック PLAYFULL (2011)」よりもどちらかといえばよいかもしれません。風景や野鳥など遠くの対象物を撮影するのに大半の場合で実感できないほどの差だと思われます。

どちらかといえば「コダック PLAYFULL (2011)」より「富士フイルム FinePix Z900EXR」を選んだ方がいいですが通常の利用において体感差はほぼ感じません。

手ブレ補正機能について

手ブレ補正機構を搭載しているカメラは手ブレを気にせず、ブレのないクリアな映像を撮影できるため優れた部類に入ると思います。手ブレを防いで撮影するときにオススメと言えるでしょう。

「富士フイルム FinePix Z900EXR」も「コダック PLAYFULL (2011)」も手ブレ補正機構を搭載しているカメラです。動きながら撮影できる点で「富士フイルム FinePix Z900EXR」も「コダック PLAYFULL (2011)」も優秀です。どちらも手ぶれによる映像の乱れを軽減するなら適しています。

総画素数について

綺麗な写真を撮ることができるため、総画素数が多いカメラは優れた部類に入るでしょう。とくにより精細で高画質の写真を撮影したいような場合に向いているといえるかもしれません。

「富士フイルム FinePix Z900EXR」と「コダック PLAYFULL (2011)」の総画素数について比べると「富士フイルム FinePix Z900EXR」は1600万画素であるのに対して「コダック PLAYFULL (2011)」は530万画素です。「コダック PLAYFULL (2011)」と「富士フイルム FinePix Z900EXR」はとても差があります。「コダック PLAYFULL (2011)」と比べて「富士フイルム FinePix Z900EXR」はかなり画素数が多いです。高精細な写真を撮影できるといった点で「コダック PLAYFULL (2011)」より「富士フイルム FinePix Z900EXR」の方がすごく良いです。きめ細やかな画面を視認するような場合に「富士フイルム FinePix Z900EXR」は「コダック PLAYFULL (2011)」より適していると言えそうです。

実際に使う場面において「コダック PLAYFULL (2011)」と「富士フイルム FinePix Z900EXR」の体感値としての違いはとても大きいです。「富士フイルム FinePix Z900EXR」に決めるための主な理由の一つになると思います。

撮像素子サイズについて

色をより詳細に表現することができるので、大きい撮像素子サイズのカメラは優れた部類に入ると思います。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

撮像素子サイズを「富士フイルム FinePix Z900EXR」と「コダック PLAYFULL (2011)」を比べると「コダック PLAYFULL (2011)」は1/3.2型に対して「富士フイルム FinePix Z900EXR」は1/2型です。「富士フイルム FinePix Z900EXR」は「コダック PLAYFULL (2011)」と比較して非常にイメージセンサーが大きいです。高画質な映像を撮影できるという点で「富士フイルム FinePix Z900EXR」の方が「コダック PLAYFULL (2011)」よりもよいです。水の流れのように動きが速い被写体を撮影するカメラマンが使用したいような場合に「富士フイルム FinePix Z900EXR」は「コダック PLAYFULL (2011)」よりおすすめと言えるでしょう。

実際に使う場面において「富士フイルム FinePix Z900EXR」の方が「コダック PLAYFULL (2011)」よりも遥かに優れていると言えます。「富士フイルム FinePix Z900EXR」に決める上で一つの重要な決め手になるでしょう。

動画解像度について

たくさんの画素で表現することになり、鮮明で高画質な動画を撮影できる為、高い動画解像度のカメラは優れているといえなくもないでしょう。特により繊細でクリアな撮影をする場合、オススメだと思います。

「コダック PLAYFULL (2011)」と「富士フイルム FinePix Z900EXR」の動画解像度を比較すると「コダック PLAYFULL (2011)」は1920x1080であり「富士フイルム FinePix Z900EXR」は1920x1080です。「富士フイルム FinePix Z900EXR」も「コダック PLAYFULL (2011)」も同じくらいの解像度です。体感できるほどの違いは無いと思われます。

他の観点から見ることをおすすめします。

HDMI対応について

HDMI端子で接続できるカメラは他の端末に接続し、大きい画面で撮影した画像を見ることができる点で良い部類に入るかと思います。一本の配線で音と画像を入出力するときに向いています。

「富士フイルム FinePix Z900EXR」も「コダック PLAYFULL (2011)」もHDMI端子で接続できるカメラです。複数の機器に接続できるといった点でどちらも秀でているといえそうです。どちらも映像と音声の両方をモニターに伝送するのに向いています。