CANON IXY 610F と QBiC MS-1X [ツヤ消し黒] のスペックをレビュー

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。小さくコンパクトに収納したいような時におすすめと思います。

本体サイズについて「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」と「CANON IXY 610F」を比べると「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」は横:61.2mm、縦:54.4mm、厚さ:40.1mmであり「CANON IXY 610F」は横:97.2mm、縦:56.4mm、厚さ:22.5mmです。「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」も「CANON IXY 610F」も違いはほとんどゼロでしょう。実用的な差はゼロと思います。

ほかの観点から見るほうが良さそうです。

本体重量について

持ち運びが容易にできる点において本体重量が軽いカメラは優秀な部類に入ると言えるでしょう。とくに軽いので持ち運びで使用したいような時にお勧めと言えそうです。

本体重量について「CANON IXY 610F」と「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」を比較すると「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」は98gであり「CANON IXY 610F」は144gです。「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」も「CANON IXY 610F」も同程度の重量です。体感上の差はありません。

別の視点を見て比較する方がよいでしょう。

HDMI対応について

HDMI端子で接続できるカメラは他の端末に接続し、大きい画面で撮影した画像を見ることができる点で良い部類に入るかと思います。他端末に接続し、より大きな画面で撮影した画像や動画を視聴するとき適しています。

「CANON IXY 610F」も「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」もHDMI端子で接続できるカメラです。HDMI対応機器へ接続し写真を大きなモニターなどで確認できるのでどちらもよいです。どちらも映像と音声の両方をモニターに伝送するのに向いています。

動画解像度について

高画質な動画撮影ができる為、高い動画解像度のカメラは優秀です。特により繊細でクリアな撮影をする場合、オススメだと思います。

動画解像度について「CANON IXY 610F」と「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」を比べると「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」は1920x1080に対して「CANON IXY 610F」は1920x1080です。「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」の解像度は「CANON IXY 610F」と差はほぼゼロです。実用的な違いは無いと思われます。

他の視点で比較した方が良さそうです。

最小F値について

最小F値が小さいカメラはより立体感のある画像を撮影できるため、優秀と言えるでしょう。背景をぼやかしたりするようなときにお勧めと言えるかもしれません。

最小F値を「CANON IXY 610F」と「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」を比較すると「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」はf/2であるのに対して「CANON IXY 610F」はf/3です。「CANON IXY 610F」と「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」は非常に差があります。「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」は「CANON IXY 610F」に比べて非常に小さいF値です。被写体を明るく、強調させた撮影ができるという点で「CANON IXY 610F」より「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」の方が極めてよいといえそうです。「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」は「CANON IXY 610F」より暗いところでもより速いシャッター速度で撮影でき、手ブレを防いで撮影したいような場合にかなりお勧めです。

実際に使う場面で「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」と「CANON IXY 610F」の実用上の違いは遥かに大きいです。「QBiC MS-1X [ツヤ消し黒]」を選ぶための主な判断材料の一つになります。