Dシリーズ D700 ボディ と ライカM10-R Typ 6376 ボディ のスペックをレビュー

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。小さくコンパクトに収納したいような時におすすめと思います。

「Dシリーズ D700 ボディ」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の本体サイズについて比べると「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は横:139mm、縦:80mm、厚さ:38.5mmに対して「Dシリーズ D700 ボディ」は横:147mm、縦:123mm、厚さ:77mmです。本体サイズという角度で見てみると「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の方が「Dシリーズ D700 ボディ」よりも非常に小さいサイズです。コンパクトに収納できるので「Dシリーズ D700 ボディ」より「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の方がとても優秀な部類に入るかと思います。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は「Dシリーズ D700 ボディ」より小さなスペースに収納する場合にとてもおすすめだと思います。

「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」に決める主な理由の一つになります。

ライブビュー撮影撮影について

ライブビュー撮影ができるカメラはモニターで撮影対象を確認できるといった点でよいかもしれません。とくに被写体との距離が変わらない静物撮影をするときに向いています。

「Dシリーズ D700 ボディ」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」もライブビュー撮影ができるカメラです。そのため設定が画面に反映されるのでイメージ通りの仕上がりで撮影できるという点でどちらも良いと言えるかもしれません。「Dシリーズ D700 ボディ」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」もより綺麗にピントを合わせて撮影するような場合におすすめです。

画面サイズについて

画角が広がり、ダイナミックでクリーンな写真を撮影できる点で大きい画面サイズのカメラは秀でているかもしれません。特に写真をその場で確認したいならオススメと言えるでしょう。

画面サイズについて「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と「Dシリーズ D700 ボディ」を比べると「Dシリーズ D700 ボディ」は3インチであるのに対して「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は3インチです。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の画面は「Dシリーズ D700 ボディ」と違いはほぼありません。実用的な違いはゼロでしょう。

別の観点で比較することをおすすめします。

最低ISO感度について

ノイズを抑制して撮影できるため、最低ISO感度が低いカメラは優れた部類に入るでしょう。画像ノイズの少ないきれいな写真を撮影したいときにお勧めです。

最低ISO感度について「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と「Dシリーズ D700 ボディ」を比べると「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は100に対して「Dシリーズ D700 ボディ」は200です。100ものかなり大きな差があります。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」のISO感度は「Dシリーズ D700 ボディ」よりとても低いです。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」はノイズを軽減でき、高画質で撮影できる点において「Dシリーズ D700 ボディ」よりもとても良いといえそうです。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は「Dシリーズ D700 ボディ」よりノイズが少ないキレイな写真を撮影するならかなりお勧めだと思います。

実際の利用を想定したとき「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と「Dシリーズ D700 ボディ」の体感値としての差はとても大きいです。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」に決めるための一つの主な判断材料となると思います。

最高ISO感度について

より暗い場所でも綺麗に撮影できるため、高い最高ISO感度のカメラは優れているといえなくもありません。高感度撮影で美しく被写体をとらえたりしたい時に適していると思います。

「Dシリーズ D700 ボディ」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の最高ISO感度を比較すると「Dシリーズ D700 ボディ」は6400に対して「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は50000です。「Dシリーズ D700 ボディ」より「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の方がとても高いISO感度です。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は光を取り込む時間を短縮できるため、シャッタースピードを上げることができる点で「Dシリーズ D700 ボディ」よりも大変優れているといえなくもありません。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は「Dシリーズ D700 ボディ」よりトンネルや夜景等の暗い場所で、鮮明な写真を撮影したいような場合にかなりお勧めです。

実際の利用を考えると「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と「Dシリーズ D700 ボディ」は体感上遥かに大きい差があります。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」を選ぶための一つの重要な理由になるでしょう。

バルブ撮影機能について

シャッターを長時間開けっぱなしで撮影できる為、バルブ撮影に対応しているカメラは優れています。例えば30秒以上シャッターを開けたい場合や、花火の尾の長さを調整したいような場合に適しています。

「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」も「Dシリーズ D700 ボディ」もバルブ撮影に対応しているカメラです。夜景や天体を綺麗に撮影できるのでどちらもよいといえそうです。被写体を確認しながら光の軌跡などを撮影するときに「Dシリーズ D700 ボディ」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」も向いています。

RAW+JPEG同時記録機能について

RAWとJPEGを同時に記録できるカメラはJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気にいらない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成できるため、優れた部類に入るといえなくもありません。いざという時のバックアップとなるので、撮影ミスを防止したい時にお勧めと言えそうです。

「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」も「Dシリーズ D700 ボディ」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。RAWとJPEGのどちらとも記録できる点においてどちらも優秀です。JPEG撮影で得た画像の発色や階調が気に入らない場合に RAWデータを操作して新たに納得のいく画像を生成するようなときにどちらも適していると思います。

ファインダーの倍率について

ビント合わせが楽にできるという点で高いファインダーの倍率のカメラはよいといえなくもありません。例えば遠くのものを拡大して撮影したいような場合におすすめです。

ファインダーの倍率について「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と「Dシリーズ D700 ボディ」を比べると「Dシリーズ D700 ボディ」は0.72倍に対して「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は0.73倍です。「Dシリーズ D700 ボディ」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の差はわずかしかありません。「Dシリーズ D700 ボディ」のファインダー倍率と比べて「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」はどちらかといえば高いです。高画質な写真を撮影できるという点で「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の方が多少はよいかもしれません。ファインダーが見易いので、ファインダー撮影するのに実用上感じるほどの違いはほとんど無いと思われます。

強いて言えば「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」を選ぶべきですが、基本的には体感差はほとんど感じないです。