CANON iVIS HR10 と 日立 DZ-BD7H (2007) の性能・機能を徹底レビュー

総画素数について

多い総画素数のカメラはより鮮明に撮影できる点で秀でていそうです。とくにより精細で高画質の写真を撮影したいような場合に向いているといえるかもしれません。

総画素数を「日立 DZ-BD7H (2007)」と「CANON iVIS HR10」を比較すると「日立 DZ-BD7H (2007)」は432万画素であるのに対して「CANON iVIS HR10」は276万画素です。総画素数という点で見てみると「日立 DZ-BD7H (2007)」も「CANON iVIS HR10」もほぼ差が無いでしょう。実用的な違いは無いです。

ほかの視点を見て決めた方がいいでしょう。

撮像素子サイズについて

撮像素子サイズが大きいカメラは色を詳細に表現して高画質な画像、映像を撮影できる点で良いといえるかもしれません。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

「CANON iVIS HR10」と「日立 DZ-BD7H (2007)」を撮像素子サイズを比較すると「日立 DZ-BD7H (2007)」は1/2.8型であり「CANON iVIS HR10」は1/2.7型です。違いはごくわずかしかありません。「日立 DZ-BD7H (2007)」のイメージセンサーより「CANON iVIS HR10」の方が多少大きいです。ダイナミックレンジが広く、豊かに色再現された映像が撮影できるという点で「CANON iVIS HR10」の方がどちらかといえば良いでしょう。水の流れのように動きが速い被写体を撮影するカメラマンが使用する時ハッキリと体感できるほどの違いはないと思います。

数値的には「CANON iVIS HR10」の方が大きいですが通常の利用において体感差はほぼ感じません。

静止画解像度について

静止画解像度が高いカメラは高画質な画像を撮影できるので優れています。より鮮明な静止画撮影をするなら向いています。

静止画解像度について比べると「日立 DZ-BD7H (2007)」は2400x1800であるのに対して「CANON iVIS HR10」は2048x1536です。「日立 DZ-BD7H (2007)」と「CANON iVIS HR10」の差はごくわずかしかありません。「CANON iVIS HR10」の解像度より「日立 DZ-BD7H (2007)」の方がどちらかといえば高いです。高画質、高精細の写真の撮影をできるため「日立 DZ-BD7H (2007)」の方が「CANON iVIS HR10」よりもわずかによいかもしれません。とはいえより繊細な画像で撮影したい場合について実用上感じるほどの差はほぼ無いでしょう。

光学ズーム倍率について

高い光学ズーム倍率のカメラは画質は綺麗なまま被写体を実際に大きく撮影できるという点で良いです。遠くにあるものもピントをぼやかすことなく撮影するのに適していると言えそうです。

「日立 DZ-BD7H (2007)」と「CANON iVIS HR10」の光学ズーム倍率について比べると「日立 DZ-BD7H (2007)」は10倍に対して「CANON iVIS HR10」は10倍です。「日立 DZ-BD7H (2007)」の光学ズーム倍率は「CANON iVIS HR10」と差がほとんどゼロと言えます。感じられるほどの違いはゼロです。

別の観点で選ぶことをおすすめします。

デジタルズーム倍率について

光学ズームと組み合わせ被写体を拡大して撮影できるという点でデジタルズーム倍率が高いカメラは優秀といえそうです。レンズの故障を抑制し、カメラ、レンズがコンパクトなままで、被写体を拡大して撮影したいような時におすすめと思います。

デジタルズーム倍率を比べると「日立 DZ-BD7H (2007)」は240倍であり「CANON iVIS HR10」は200倍です。差は少しです。「日立 DZ-BD7H (2007)」のデジタルズーム倍率は「CANON iVIS HR10」に比べてどちらかといえば高いです。光学ズームと組み合わせより遠くの被写体をアップして撮影できるため「日立 DZ-BD7H (2007)」の方が「CANON iVIS HR10」よりも多少良いかと思います。しかしながら遠くにあるものも綺麗に美しく撮影したい場合でも実感できるくらいの違いはほとんど無いだろうと思います。

どちらかといえば「CANON iVIS HR10」より「日立 DZ-BD7H (2007)」を選んだ方がいいですが通常の利用において体感差はほぼ感じません。

手ブレ補正機能について

手ブレ補正機構を搭載しているカメラは手ブレを気にせず、ブレのないクリアな映像を撮影できるため優れた部類に入ると思います。撮影するときのわずかなカメラの動き（手の揺れ）を補正して、鮮明に撮影するような時におすすめといえそうです。

「CANON iVIS HR10」も「日立 DZ-BD7H (2007)」も手ブレ補正機構を搭載しているカメラです。そのため「CANON iVIS HR10」も「日立 DZ-BD7H (2007)」も焦点距離の長いレンズを使った場合でも、ブレのない美しい画像が撮影できる点において優秀な部類に入るかと思います。どちらも手ぶれによる映像の乱れを軽減するなら適しています。

HDMI対応について

HDMI端子で接続できるカメラは他の端末に接続し、大きい画面で撮影した画像を見ることができる点で良い部類に入るかと思います。他端末に接続し、より大きな画面で撮影した画像や動画を視聴するとき適しています。

「CANON iVIS HR10」も「日立 DZ-BD7H (2007)」もHDMI端子で接続できるカメラです。一本の配線で音と画像を入出力できる点でどちらも優秀と言えそうです。どちらも映像と音声の両方をモニターに伝送するのに向いています。

ファインダーのドット数について

ファインダーのドット数が多いカメラは撮影した写真をきれいな画像で確認できる為、優れているかと思います。とくにより鮮明な写真撮影をするなら適しているといえるかもしれません。

ファインダーのドット数を比較すると「CANON iVIS HR10」は12.3ドットであるのに対して「日立 DZ-BD7H (2007)」は20ドットです。「CANON iVIS HR10」と「日立 DZ-BD7H (2007)」はわずかに差しかありません。「日立 DZ-BD7H (2007)」は「CANON iVIS HR10」に比べてわずかに多いです。より多くの写真を撮影して保存できるため「日立 DZ-BD7H (2007)」の方がわずかに良いかと思います。滑らかな画像を撮影するのに基本的にどちらを選んでも大差無いくらいの差だと言えるでしょう。

撮影に必要な最低被写体照度について

低い撮影に必要な最低被写体照度のカメラは被写体を写すための照度をより低くできるので優れています。夜の防犯カメラとして使用するような時におすすめだと思います。

撮影に必要な最低被写体照度について「CANON iVIS HR10」と「日立 DZ-BD7H (2007)」を比べると「CANON iVIS HR10」は3ルクスに対して「日立 DZ-BD7H (2007)」は24ルクスです。「CANON iVIS HR10」と「日立 DZ-BD7H (2007)」はかなり違いがあります。「CANON iVIS HR10」の最低被写体照度の方が「日立 DZ-BD7H (2007)」よりもかなり低いです。ワンタッチで手軽に早くピントを合わせる事ができるので「CANON iVIS HR10」の方が「日立 DZ-BD7H (2007)」よりも非常に優れていると言えるかもしれません。暗所での撮影が可能になるので、夜や部屋の中で撮影する事が多い人が使用する場合に「CANON iVIS HR10」は「日立 DZ-BD7H (2007)」よりおすすめです。

実際に使う場面で「日立 DZ-BD7H (2007)」より「CANON iVIS HR10」の方が遥かに秀でているでしょう。「CANON iVIS HR10」を選ぶための一つの重要な理由となります。

本体サイズについて

山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。例えば外に持ち運びをしたいような時にお勧めだと思います。

「日立 DZ-BD7H (2007)」と「CANON iVIS HR10」の本体サイズについて比較すると「CANON iVIS HR10」は横:133mm、縦:93mm、厚さ:65mmに対して「日立 DZ-BD7H (2007)」は横:165mm、縦:87mm、厚さ:80mmです。「日立 DZ-BD7H (2007)」より「CANON iVIS HR10」の方が非常に小さいです。携帯性に優れ、生活の様々なシーンを撮影できるという点で「CANON iVIS HR10」の方が「日立 DZ-BD7H (2007)」よりもとても秀でてます。「CANON iVIS HR10」は「日立 DZ-BD7H (2007)」より収納をコンパクトにするときにとてもオススメです。

「CANON iVIS HR10」に決める主な決め手の一つになります。

本体重量について

軽い本体重量のカメラは持ち運びがラクにできるといった点で秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。とくに軽いので持ち運びで使用したいような時にお勧めと言えそうです。

本体重量について比べると「CANON iVIS HR10」は530gであり「日立 DZ-BD7H (2007)」は630gです。「CANON iVIS HR10」の方が「日立 DZ-BD7H (2007)」よりも比較的軽いです。手軽に持ち運びができるので「CANON iVIS HR10」の方が「日立 DZ-BD7H (2007)」よりもどちらかと言うとよいです。持ち運びして使用したい時に「CANON iVIS HR10」は「日立 DZ-BD7H (2007)」より比較的オススメです。

実際に使うことを想定したとき「日立 DZ-BD7H (2007)」と「CANON iVIS HR10」は実用上比較的大きい差があります。「日立 DZ-BD7H (2007)」より「CANON iVIS HR10」が良いと思われます。一方ですごく優れているというわけではありません。

最長撮影時間について

最長撮影時間を比べると「日立 DZ-BD7H (2007)」は90時間で「CANON iVIS HR10」は60時間です。「日立 DZ-BD7H (2007)」と「CANON iVIS HR10」はかなり差があります。「CANON iVIS HR10」より「日立 DZ-BD7H (2007)」の方がかなり長いです。

実際に使うことを想定したとき「日立 DZ-BD7H (2007)」と「CANON iVIS HR10」の体感上の違いはとても大きいです。「日立 DZ-BD7H (2007)」を選ぶための一つの主な決め手となります。

最短焦点距離について

画角が広くなり、写る範囲を広げることができるという点で最短焦点距離が短いカメラは良いといえるかもしれません。画角が広くなり、写る範囲を広げることがしたい時にお勧めと言えるでしょう。

最短焦点距離を比較すると「日立 DZ-BD7H (2007)」は47mmで「CANON iVIS HR10」は53mmです。ほとんど差はないです。体感できるほどの差はゼロと思われます。

最長焦点距離について

より遠くの風景を拡大して撮ることができるので、長い最長焦点距離のカメラは優れているといえるかもしれません。とくに超望遠で楽々撮影したいならオススメだと思います。

「日立 DZ-BD7H (2007)」と「CANON iVIS HR10」の最長焦点距離を比較すると「日立 DZ-BD7H (2007)」は47cmで「CANON iVIS HR10」は53cmです。「日立 DZ-BD7H (2007)」と比べて「CANON iVIS HR10」は多少焦点距離が長いです。遠くまでピントを合わせる事ができるため「日立 DZ-BD7H (2007)」より「CANON iVIS HR10」の方が多少は良いかと思います。しかし写る範囲が狭くその分被写体を大きく撮影したい場合でもほとんどの場合で体感できないくらいの差だと思われます。

どちらかといえば「CANON iVIS HR10」の方が良いですが、基本的に体感できるほどの違いはほとんどないでしょう。