パナソニック AG-DVC30 (2004) と SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10) のスペックを評価を解説

総画素数について

綺麗な写真を撮ることができるため、総画素数が多いカメラは優れた部類に入るでしょう。とくにより精細で高画質の写真を撮影したいような場合に向いているといえるかもしれません。

「パナソニック AG-DVC30 (2004)」と「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の総画素数について比較すると「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は107万画素であるのに対して「パナソニック AG-DVC30 (2004)」は41万画素です。ほとんど違いはありません。体感的な差はありません。

別の角度で比較する方がよいでしょう。

撮像素子サイズについて

色をより詳細に表現することができるので、大きい撮像素子サイズのカメラは優れた部類に入ると思います。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

撮像素子サイズについて比べると「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は1/3型で「パナソニック AG-DVC30 (2004)」は1/4型です。「パナソニック AG-DVC30 (2004)」より「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の方がどちらかといえば大きいです。「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は高画質な映像を撮影できるという点で「パナソニック AG-DVC30 (2004)」よりも多少よいと思います。水の流れのように動きが速い被写体を撮影するカメラマンが使用する時ハッキリと体感できるほどの違いはないと思います。

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

本体サイズを「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」と「パナソニック AG-DVC30 (2004)」を比較すると「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は横:365mm、縦:181mm、厚さ:151mmであるのに対して「パナソニック AG-DVC30 (2004)」は横:253mm、縦:116mm、厚さ:110mmです。「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」と「パナソニック AG-DVC30 (2004)」はほぼ同じくらいです。感覚的にわかるほどの差は無いです。

ほかの観点から見るほうが良さそうです。

本体重量について

持ち運びが容易にできる点において本体重量が軽いカメラは優秀な部類に入ると言えるでしょう。特に散歩などに気軽に携行するような時、お勧めだと思います。

本体重量を「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」と「パナソニック AG-DVC30 (2004)」を比較すると「パナソニック AG-DVC30 (2004)」は1.05kgであるのに対して「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は2kgです。「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の重量は「パナソニック AG-DVC30 (2004)」とほとんど同程度でしょう。感じられるほどの差は無いと思われます。

別の視点を見て比較する方がよいでしょう。

ファインダーのドット数について

ファインダーのドット数が多いカメラは撮影した写真をきれいな画像で確認できる為、優れているかと思います。肉眼で確認した風景に近い映像を再現したいときに向いていると思います。

ファインダーのドット数を比較すると「パナソニック AG-DVC30 (2004)」は18ドットであるのに対して「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は25ドットです。「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」と「パナソニック AG-DVC30 (2004)」の差はごくわずかです。「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の方が「パナソニック AG-DVC30 (2004)」よりも多少ドット数が多いです。「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は被写体をより肉眼に近い鮮明な画像で確認できるといった点で「パナソニック AG-DVC30 (2004)」よりも多少よいといえなくもないでしょう。しかしながら自然に近い映像を表現するとき、明確に実感できるくらいの差は無いと思います。

数値的には「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の方が「パナソニック AG-DVC30 (2004)」より多いですが、基本的には気にするほどの差はほとんど無いです。

撮影に必要な最低被写体照度について

撮影に必要な最低被写体照度が低いカメラはより小さな被写体を綺麗に撮影できるので、優れていそうです。とくに暗い場所でも明るい影像を撮影したいようなときにおすすめです。

撮影に必要な最低被写体照度を「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」と「パナソニック AG-DVC30 (2004)」を比較すると「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は6ルクスであるのに対して「パナソニック AG-DVC30 (2004)」は4ルクスです。「パナソニック AG-DVC30 (2004)」の最低被写体照度は「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」より多少低いです。暗い場所でもよりきれいな映像で撮影できるため「パナソニック AG-DVC30 (2004)」の方が多少よいといえなくもないでしょう。しかし暗いところでも鮮明に撮影する時、よどほ使い込むようなヘビーユーザーでないと実感できるほどの違いはないと思います。

数値的には「パナソニック AG-DVC30 (2004)」の方が「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」より低いですが、普通に使っている分において体感できるほどの違いはほぼありません。

最長撮影時間について

「パナソニック AG-DVC30 (2004)」と「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の最長撮影時間を比べると「パナソニック AG-DVC30 (2004)」は120時間に対して「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は130時間です。「パナソニック AG-DVC30 (2004)」と「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の違いはわずかです。「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の撮影時間は「パナソニック AG-DVC30 (2004)」と比較してわずかに長いです。

あえて選択するなら「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の方が「パナソニック AG-DVC30 (2004)」より良いですが、基本的には体感できるほどの差はほとんど無いでしょう。

光学ズーム倍率について

画像を引き延ばさずに被写体を拡大できる点で光学ズーム倍率が高いカメラは優れているといえなくもありません。遠くの被写体を劣化させる事無く拡大して撮影したいような場合におすすめと言えるかもしれません。

「パナソニック AG-DVC30 (2004)」と「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の光学ズーム倍率を比べると「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は12倍であり「パナソニック AG-DVC30 (2004)」は16倍です。「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」と「パナソニック AG-DVC30 (2004)」の差はややあります。「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の光学ズーム倍率より「パナソニック AG-DVC30 (2004)」の方がやや高いです。「パナソニック AG-DVC30 (2004)」は焦点距離を変化させ光学的にズームを高倍率にできるという点で「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」よりも割と良い部類に入るかもしれません。遠くの被写体でも倍率を上げて撮影したい時に「パナソニック AG-DVC30 (2004)」は「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」より適していると言えるかもしれません。

実際の利用を想定したとき「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」と「パナソニック AG-DVC30 (2004)」の実用においての違いはどちらかといえば大きいです。「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」より「パナソニック AG-DVC30 (2004)」がいいと思われます。ただ決定的に優れているとまでは言えません。