シャープ VL-Z900 (2004) と SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10) の性能比較

撮像素子サイズについて

大きい撮像素子サイズのカメラは動物の毛並みや昆虫の詳細を明確に取りたい人が使用できるという点で秀でていそうです。色を詳細に表現して高画質な画像・映像を撮影する場合お勧めだと思います。

「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」と「シャープ VL-Z900 (2004)」を撮像素子サイズを比較すると「シャープ VL-Z900 (2004)」は1/4型であり「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は1/3型です。「シャープ VL-Z900 (2004)」のイメージセンサーより「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の方が多少大きいです。ダイナミックレンジが広く、豊かに色再現された映像が撮影できるという点で「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の方がどちらかといえば良いでしょう。しかしノイズや白とびなどが少なく、わざとぼかしを作るなどの綺麗な写真を撮影したい場合について実用上の違いはほとんど無いでしょう。

最長撮影時間について

最長撮影時間を「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」と「シャープ VL-Z900 (2004)」を比較すると「シャープ VL-Z900 (2004)」は120時間であり「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は130時間です。最長撮影時間について「シャープ VL-Z900 (2004)」より「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の方がどちらかといえば長いです。

数値としては「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の方が長いですが基本的には体感差はほとんど感じません。

本体サイズについて

山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。例えば外に持ち運びをしたいような時にお勧めだと思います。

本体サイズを「シャープ VL-Z900 (2004)」と「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」を比べると「シャープ VL-Z900 (2004)」は横:103mm、縦:86mm、厚さ:73mmであるのに対して「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は横:365mm、縦:181mm、厚さ:151mmです。「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」のサイズと比べて「シャープ VL-Z900 (2004)」は非常に小さいです。「シャープ VL-Z900 (2004)」は場所を取りにくく収納できる点で「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」よりも秀でた部類に入ると思います。持ち運びが用意なので携帯して外出したいときに「シャープ VL-Z900 (2004)」は「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」より向いています。

「シャープ VL-Z900 (2004)」に決める主な決め手の一つになります。

本体重量について

持ち運びが容易にできる点において本体重量が軽いカメラは優秀な部類に入ると言えるでしょう。とくに軽いので持ち運びで使用したいような時にお勧めと言えそうです。

「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」と「シャープ VL-Z900 (2004)」の本体重量について比較すると「シャープ VL-Z900 (2004)」は485gで「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は2kgです。「シャープ VL-Z900 (2004)」の重量の方が「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」よりもかなり軽いです。トラッキングや登山など身体的負担を抑制して長時間携行できるため「シャープ VL-Z900 (2004)」の方が「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」よりもすごく秀でていると言えそうです。「シャープ VL-Z900 (2004)」は「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」より長時間の撮影による手や腕の負担を軽減したいような場合にかなり向いていると思います。

実際の利用を考えると「シャープ VL-Z900 (2004)」と「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の体感値としての差はとても大きいです。「シャープ VL-Z900 (2004)」にする一つの重要な決め手となります。

撮影に必要な最低被写体照度について

最低被写体照度の値が低いほど感度が高いカメラということになり、暗所で撮影できる点で低い撮影に必要な最低被写体照度のカメラは優秀と言えるかもしれません。夜の防犯カメラとして使用するような時におすすめだと思います。

撮影に必要な最低被写体照度を「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」と「シャープ VL-Z900 (2004)」を比べると「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は6ルクスであるのに対して「シャープ VL-Z900 (2004)」は15ルクスです。「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」も「シャープ VL-Z900 (2004)」も最低被写体照度について違いはほとんどゼロと言えます。実用的な差は無いと思います。

別の視点を見て選んだ方が良いでしょう。

光学ズーム倍率について

光学ズーム倍率が高いカメラは遠くの被写体を劣化させる事無く拡大して撮影できるので、優れているといえなくもないでしょう。遠くにあるものもピントをぼやかすことなく撮影するのに適していると言えそうです。

光学ズーム倍率について比べると「シャープ VL-Z900 (2004)」は10倍で「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は12倍です。「シャープ VL-Z900 (2004)」と「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」はやや差があります。「シャープ VL-Z900 (2004)」と比較して「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は比較的光学ズーム倍率が高いです。画像の劣化を抑制できるので「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」の方がやや秀でているでしょう。遠くの被写体でも倍率を上げて撮影したい時に「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」は「シャープ VL-Z900 (2004)」より適していると言えるかもしれません。

「SONY HDR-FX1 +(ACCKIT-D10)」が良いと言えます。一方で決定的に優れているとまでは言えないでしょう。