富士フイルム FinePix A345 と Insta360 ONE (2017) の性能比較

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。持ち運び時の負担を軽減したいような時に向いています。

本体サイズを「富士フイルム FinePix A345」と「Insta360 ONE (2017)」を比較すると「Insta360 ONE (2017)」は横:96mm、縦:36.5mm、厚さ:25mmであるのに対して「富士フイルム FinePix A345」は横:90mm、縦:60mm、厚さ:30.3mmです。「Insta360 ONE (2017)」と「富士フイルム FinePix A345」の差は少しです。「富士フイルム FinePix A345」のサイズと比べて「Insta360 ONE (2017)」は多少小さいです。場所を取りにくく収納できるといった点で「Insta360 ONE (2017)」の方がわずかに良いといえなくもありません。とはいえ小さなスペースに収納したい場合でもハッキリと体感できるくらいの差は無いと言えるます。

本体重量について

軽い本体重量のカメラは持ち運びがラクにできるといった点で秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。とくに軽いので持ち運びで使用したいような時にお勧めと言えそうです。

「Insta360 ONE (2017)」と「富士フイルム FinePix A345」を本体重量を比較すると「富士フイルム FinePix A345」は132gに対して「Insta360 ONE (2017)」は82gです。「Insta360 ONE (2017)」の重量は「富士フイルム FinePix A345」とほとんど同程度でしょう。体感できるほどの差はゼロです。

別の視点を見て比較する方がよいでしょう。

最小F値について

小さい最小F値のカメラは大きくボヤケた写真を撮影できるという点で優れていそうです。ピントが合っている被写体以外をぼやけさせる事で、被写体を強調でき、明るい撮影をしたいときに適しています。

「富士フイルム FinePix A345」と「Insta360 ONE (2017)」の最小F値について比較すると「富士フイルム FinePix A345」はf/2.8であり「Insta360 ONE (2017)」はf/2.2です。f/0.5もの違いがあります。「Insta360 ONE (2017)」は「富士フイルム FinePix A345」と比較してとてもF値が小さいです。光を多く取り込むことができるため、暗いところでもより速いシャッター速度で撮影でき、手ブレを防ぐできるといった点で「富士フイルム FinePix A345」より「Insta360 ONE (2017)」の方が非常に秀でた部類に入るといえなくもありません。ピントがあっている部分以外の場所がぼけやすくなり、ピントのあっている部分をより強調させた撮影をする場合「Insta360 ONE (2017)」は「富士フイルム FinePix A345」よりお勧めだと思います。

実際に使うことを想定したとき「富士フイルム FinePix A345」と「Insta360 ONE (2017)」の体感値としての違いは遥かに大きいです。「Insta360 ONE (2017)」に決める一つの重要な判断材料になるでしょう。

総画素数について

より鮮明な写真撮影ができるといった点で多い総画素数のカメラは秀でてます。より高画質な撮影をするような場合に適しています。

総画素数について「富士フイルム FinePix A345」と「Insta360 ONE (2017)」を比較すると「Insta360 ONE (2017)」は2400万画素であり「富士フイルム FinePix A345」は423万画素です。1977万画素もの大きい違いがあります。「Insta360 ONE (2017)」の方が「富士フイルム FinePix A345」よりもかなり画素数が多いです。高精細な写真を撮影できるといった点で「富士フイルム FinePix A345」より「Insta360 ONE (2017)」の方がすごく良いです。多くの情報を保存する事が出来るので、後々撮った写真を大きくしたり小さくしたり加工したいという人が使用するような時「Insta360 ONE (2017)」は「富士フイルム FinePix A345」より適していると言えるでしょう。

実際の利用において「富士フイルム FinePix A345」と「Insta360 ONE (2017)」は体感上遥かに大きい違いがあります。「Insta360 ONE (2017)」を選ぶ主な理由の一つになります。

撮像素子サイズについて

色をより詳細に表現することができるので、大きい撮像素子サイズのカメラは優れた部類に入ると思います。色を詳細に表現して高画質な画像・映像を撮影する場合お勧めだと思います。

「富士フイルム FinePix A345」と「Insta360 ONE (2017)」の撮像素子サイズを比べると「富士フイルム FinePix A345」は1/2.5型であり「Insta360 ONE (2017)」は1/2.3型です。違いは少しです。「Insta360 ONE (2017)」は「富士フイルム FinePix A345」に比べてわずかにイメージセンサーが大きいです。「Insta360 ONE (2017)」はより高画質な画像や映像を撮影することができる点で「富士フイルム FinePix A345」よりもわずかによいでしょう。とはいえ高画質な映像を撮影するのに感覚的にわかるほどの差はほとんど無いと思われます。

数値的には「富士フイルム FinePix A345」より「Insta360 ONE (2017)」の方が大きいですが、通常利用において体感できるほどの差はほとんどありません。

動画解像度について

鮮明な動画が撮影できる為、高い動画解像度のカメラは優れているかと思います。動画も綺麗に撮影する事が出来るので、一台のカメラで動画も静止画も撮影したいという人が使用する場合に適しています。

動画解像度を比べると「富士フイルム FinePix A345」は320x240であるのに対して「Insta360 ONE (2017)」は3840x1920です。「富士フイルム FinePix A345」の解像度と比べて「Insta360 ONE (2017)」はとても高いです。「Insta360 ONE (2017)」はより綺麗でリアルな動画を撮影できる点において「富士フイルム FinePix A345」よりもとても優れた部類に入ると思います。大画面に投影した時でも高画質な映像を撮影するような時「Insta360 ONE (2017)」は「富士フイルム FinePix A345」よりお勧めです。

実際に使う場面において「富士フイルム FinePix A345」と「Insta360 ONE (2017)」は実用において非常に大きい差があります。「Insta360 ONE (2017)」にするための一つの主な判断材料になります。