富士フイルム FinePix V10 と コダック PLAYTOUCH (2011) の評価レビュー

光学ズーム倍率について

画像を引き延ばさずに被写体を拡大できる点で光学ズーム倍率が高いカメラは優れているといえなくもありません。遠くにあるものもピントをぼやかすことなく撮影するのに適していると言えそうです。

「コダック PLAYTOUCH (2011)」と「富士フイルム FinePix V10」の光学ズーム倍率を比較すると「富士フイルム FinePix V10」は3.4倍で「コダック PLAYTOUCH (2011)」は4倍です。差はわずかです。「コダック PLAYTOUCH (2011)」の光学ズーム倍率は「富士フイルム FinePix V10」に比べて多少高いです。焦点距離を変化させ光学的にズームを高倍率にできる点において「コダック PLAYTOUCH (2011)」の方が「富士フイルム FinePix V10」よりもどちらかといえばよいかと思います。とはいえ画質は綺麗なまま被写体を実際に大きく撮影するのに基本的にどちらを選ぶにせよ大した影響は無いくらいの違いだと言えるでしょう。

総画素数について

より鮮明な写真撮影ができるといった点で多い総画素数のカメラは秀でてます。高精細高画質の写真を撮影する場合にお勧めだと思います。

総画素数を「コダック PLAYTOUCH (2011)」と「富士フイルム FinePix V10」を比較すると「コダック PLAYTOUCH (2011)」は530万画素であるのに対して「富士フイルム FinePix V10」は512万画素です。総画素数という点で見てみると「コダック PLAYTOUCH (2011)」も「富士フイルム FinePix V10」もほぼ差が無いでしょう。実用的な違いは無いです。

ほかの角度を見て比較した方がよいでしょう。

動画解像度について

高画質な動画撮影ができる為、高い動画解像度のカメラは優秀です。動画も綺麗に撮影する事が出来るので、一台のカメラで動画も静止画も撮影したいという人が使用する場合に適しています。

動画解像度について「富士フイルム FinePix V10」と「コダック PLAYTOUCH (2011)」を比べると「富士フイルム FinePix V10」は640x480で「コダック PLAYTOUCH (2011)」は1920x1080です。「富士フイルム FinePix V10」より「コダック PLAYTOUCH (2011)」の方がかなり高いです。鮮明な動画を撮影したい人が使用できる点で「コダック PLAYTOUCH (2011)」の方が「富士フイルム FinePix V10」よりも優秀な部類に入るといえるかもしれません。「コダック PLAYTOUCH (2011)」は「富士フイルム FinePix V10」よりスポーツの試合の白熱感を表したいカメラマンが使用したいような時におすすめといえそうです。

実際に利用する上で「富士フイルム FinePix V10」と「コダック PLAYTOUCH (2011)」の実用上の違いはとても大きいです。「コダック PLAYTOUCH (2011)」を選ぶ一つの主な決め手になるでしょう。

最短焦点距離について

短い最短焦点距離のカメラは近距離でも焦点を合わせて撮影できるという点で優れた部類に入るかもしれません。近い被写体の撮影が出来るので花などの写真を撮影したいと思っている人が使用する時に向いています。

「富士フイルム FinePix V10」と「コダック PLAYTOUCH (2011)」の最短焦点距離を比較すると「コダック PLAYTOUCH (2011)」は280mmで「富士フイルム FinePix V10」は38mmです。比較的違いはあります。「富士フイルム FinePix V10」は「コダック PLAYTOUCH (2011)」よりやや焦点距離が短いです。「富士フイルム FinePix V10」は近くの被写体を鮮明にでき、画角を広く撮影できるという点で「コダック PLAYTOUCH (2011)」よりもどちらかと言うと秀でてます。全体を広く撮影したいようなときに「富士フイルム FinePix V10」は「コダック PLAYTOUCH (2011)」より比較的適していると言えそうです。

実際の利用を考えると「コダック PLAYTOUCH (2011)」と「富士フイルム FinePix V10」の実用においての違いはやや大きいです。

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

本体サイズについて「コダック PLAYTOUCH (2011)」と「富士フイルム FinePix V10」を比べると「コダック PLAYTOUCH (2011)」は横:109.7mm、縦:59mm、厚さ:15.6mmであり「富士フイルム FinePix V10」は横:83mm、縦:63.5mm、厚さ:23.3mmです。「コダック PLAYTOUCH (2011)」も「富士フイルム FinePix V10」もサイズはほぼ差が無いと言えるでしょう。実用的な差はゼロと思います。

他の角度から比較するほうがよいでしょう。

本体重量について

持ち運びが容易にできる点において本体重量が軽いカメラは優秀な部類に入ると言えるでしょう。特に散歩などに気軽に携行するような時、お勧めだと思います。

本体重量について比較すると「コダック PLAYTOUCH (2011)」は145gに対して「富士フイルム FinePix V10」は155gです。違いはごくわずかです。本体重量という角度で見ると「コダック PLAYTOUCH (2011)」の方が「富士フイルム FinePix V10」よりもどちらかといえば軽い重量です。トラッキングや登山など身体的負担を抑制して長時間携行できる点において「コダック PLAYTOUCH (2011)」の方が「富士フイルム FinePix V10」よりもどちらかといえばよいと言えるでしょう。しかしながら負担にならないので長時間持って撮影したい場合でもどちらを選ぶにせよ大したことはないくらいの差だと思います。

強いて言えば「コダック PLAYTOUCH (2011)」を選ぶべきですが体感できるほどの違いはほとんどないでしょう。

画面サイズについて

画面サイズが大きいカメラは目で確認しながら撮影できるため、優れているといえなくもありません。大画面で確実に被写体を視認したいような場合にオススメと思います。

画面サイズについて比べると「コダック PLAYTOUCH (2011)」は3インチで「富士フイルム FinePix V10」は3インチです。ほぼ違いはありません。感じられるほどの差はゼロと思います。

別の観点で比較することをおすすめします。