Brinno BCC200 と ケンコー pixmo DSC100 のスペックをレビュー

最短焦点距離について

短い最短焦点距離のカメラは近距離でも焦点を合わせて撮影できるという点で優れた部類に入るかもしれません。画角が広くなり、写る範囲を広げることがしたい時にお勧めと言えるでしょう。

「Brinno BCC200」と「ケンコー pixmo DSC100」の最短焦点距離を比べると「ケンコー pixmo DSC100」は37mmで「Brinno BCC200」は19mmです。18mmもの大きな差があります。「Brinno BCC200」の焦点距離は「ケンコー pixmo DSC100」と比較してかなり短いです。近くの被写体を鮮明にでき、画角を広く撮影できる点において「ケンコー pixmo DSC100」より「Brinno BCC200」の方が極めて秀でているといえなくもないでしょう。「Brinno BCC200」は「ケンコー pixmo DSC100」より全体を広く撮影したいような時にかなりオススメと言えるかもしれません。

実際の利用を想定したとき「ケンコー pixmo DSC100」と「Brinno BCC200」の体感上の差は非常に大きいです。「Brinno BCC200」に決める上で一つの重要な理由となると思います。

動画解像度について

高画質な動画撮影ができる為、高い動画解像度のカメラは優秀です。例えば高精細高画質の動画を撮影したいような場合にオススメです。

「ケンコー pixmo DSC100」と「Brinno BCC200」の動画解像度を比較すると「ケンコー pixmo DSC100」は640x480であり「Brinno BCC200」は1280x720です。「ケンコー pixmo DSC100」も「Brinno BCC200」もほぼ同一の解像度です。体感的な差は無いです。

他の観点から見ることをおすすめします。

対応フレームレートについて

1秒間に入るコマ数を増やしてデータ容量を大きくすることができるといった点で高い対応フレームレートのカメラは優れた部類に入るかもしれません。たとえば変化する自然の一コマひとこまを逃さず撮影するカメラマンが使用するような時に向いています。

「Brinno BCC200」と「ケンコー pixmo DSC100」の対応フレームレートについて比較すると「ケンコー pixmo DSC100」は30fpsに対して「Brinno BCC200」は30fpsです。「ケンコー pixmo DSC100」と「Brinno BCC200」は同じくらいです。体感できるほどの違いは無いと思います。

他の観点で比べたほうがよいでしょう。

最小F値について

小さい最小F値のカメラは大きくボヤケた写真を撮影できるという点で優れていそうです。取り込む光の量が多くなるので明るい写真を撮影する時おすすめと思います。

「ケンコー pixmo DSC100」と「Brinno BCC200」の最小F値について比較すると「ケンコー pixmo DSC100」はf/2.8であり「Brinno BCC200」はf/2です。f/0.7の非常に大きい差があります。「Brinno BCC200」は「ケンコー pixmo DSC100」より非常にF値が小さいです。「Brinno BCC200」はよりボケ具合を調整できるといった点で「ケンコー pixmo DSC100」よりもすごく優れているでしょう。ピントがあっている部分以外の場所がぼけやすくなり、ピントのあっている部分をより強調させた撮影をする場合「Brinno BCC200」は「ケンコー pixmo DSC100」よりお勧めだと思います。

実際に使うことを想定したとき「ケンコー pixmo DSC100」と「Brinno BCC200」の体感値としての違いは遥かに大きいです。「Brinno BCC200」を選ぶための一つの主な判断材料になると思います。

本体重量について

軽い本体重量のカメラは持ち運びがラクにできるといった点で秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。軽い為に疲労が少なく長時間撮影するのに向いていると思います。

本体重量を「ケンコー pixmo DSC100」と「Brinno BCC200」を比較すると「Brinno BCC200」は140gであるのに対して「ケンコー pixmo DSC100」は76gです。ほぼ差はないです。体感できるほどの差はゼロです。

他の角度から選んだほうがよさそうです。

乾電池対応について

充電しなくても乾電池で使用できる為、乾電池が使えるカメラは優れていそうです。例えば、カメラを夜間に使用中に乾電池の電圧が規格外に低下してしまった場合でも、コンビニなどで容易に乾電池を調達して使用を継続したい時にお勧めといえるかもしれません。

「Brinno BCC200」も「ケンコー pixmo DSC100」も乾電池が使えるカメラです。充電器を必要とせず、すぐに使用することができるといった点でどちらもよい部類に入るといえなくもありません。撮影中に電池切れしても乾電池を入れ替えて撮影するようなときにどちらもオススメです。