Kandao Technology Obsidian S と SONY PMW-350K (2010) のスペックをレビュー

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

「SONY PMW-350K (2010)」と「Kandao Technology Obsidian S」の本体サイズを比較すると「SONY PMW-350K (2010)」は横:332mm、縦:269mm、厚さ:124mmに対して「Kandao Technology Obsidian S」は横:145mm、縦:145mm、厚さ:93mmです。「SONY PMW-350K (2010)」も「Kandao Technology Obsidian S」も違いはほとんどゼロでしょう。感じられるほどの差はゼロと思います。

別の視点で比べることをおすすめします。

本体重量について

持ち運びが容易にできる点において本体重量が軽いカメラは優秀な部類に入ると言えるでしょう。特に散歩などに気軽に携行するような時、お勧めだと思います。

「SONY PMW-350K (2010)」と「Kandao Technology Obsidian S」を本体重量を比較すると「Kandao Technology Obsidian S」は1.02kgに対して「SONY PMW-350K (2010)」は3.2kgです。「SONY PMW-350K (2010)」の重量は「Kandao Technology Obsidian S」とほとんど同程度でしょう。体感できるほどの差はゼロです。

最小F値について

F値が小さいほど速いシャッター速度で写真を撮影できるので、最小F値が小さいカメラは優れていそうです。取り込む光の量が多くなるので明るい写真を撮影する時おすすめと思います。

「Kandao Technology Obsidian S」と「SONY PMW-350K (2010)」の最小F値について比較すると「Kandao Technology Obsidian S」はf/2.4であり「SONY PMW-350K (2010)」はf/1.9です。f/0.5もの違いがあります。「SONY PMW-350K (2010)」は「Kandao Technology Obsidian S」と比較してとてもF値が小さいです。光を多く取り込むことができるため、暗いところでもより速いシャッター速度で撮影でき、手ブレを防ぐできるといった点で「Kandao Technology Obsidian S」より「SONY PMW-350K (2010)」の方が非常に秀でた部類に入るといえなくもありません。ピントがあっている部分以外の場所がぼけやすくなり、ピントのあっている部分をより強調させた撮影をする場合「SONY PMW-350K (2010)」は「Kandao Technology Obsidian S」よりお勧めだと思います。

実際に使うことを想定したとき「Kandao Technology Obsidian S」と「SONY PMW-350K (2010)」の体感値としての違いは遥かに大きいです。「SONY PMW-350K (2010)」を選ぶための一つの主な判断材料になると思います。