GRYPHON LRF GQ35L HIK-GQ35L と パナソニック HX-A500 (2014) の評価を徹底比較

画面サイズについて

画面サイズが大きいカメラは目で確認しながら撮影できるため、優れているといえなくもありません。大画面で確実に被写体を視認したいような場合にオススメと思います。

画面サイズについて比べると「パナソニック HX-A500 (2014)」は1.5インチで「GRYPHON LRF GQ35L HIK-GQ35L」は0.39インチです。ほぼ違いはありません。感じられるほどの差はゼロと思います。

別の観点で比較したほうが良いでしょう。

最小F値について

最小F値が小さいカメラはより立体感のある画像を撮影できるため、優秀と言えるでしょう。背景をぼやかしたりするようなときにお勧めと言えるかもしれません。

最小F値について比べると「GRYPHON LRF GQ35L HIK-GQ35L」はf/1であり「パナソニック HX-A500 (2014)」はf/2.8です。f/1.7もの違いがあります。「GRYPHON LRF GQ35L HIK-GQ35L」は「パナソニック HX-A500 (2014)」に比べてとても小さいF値です。被写体を明るく、強調させた撮影ができるという点で「パナソニック HX-A500 (2014)」より「GRYPHON LRF GQ35L HIK-GQ35L」の方が極めてよいといえそうです。ピントがあっている部分以外の場所がぼけやすくなり、ピントのあっている部分をより強調させた撮影をする場合「GRYPHON LRF GQ35L HIK-GQ35L」は「パナソニック HX-A500 (2014)」よりお勧めだと思います。

実際に使う場面で「GRYPHON LRF GQ35L HIK-GQ35L」と「パナソニック HX-A500 (2014)」の実用上の違いは遥かに大きいです。「GRYPHON LRF GQ35L HIK-GQ35L」に決める一つの重要な判断材料になるでしょう。

撮像素子サイズについて

大きい撮像素子サイズのカメラは動物の毛並みや昆虫の詳細を明確に取りたい人が使用できるという点で秀でていそうです。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

「パナソニック HX-A500 (2014)」と「GRYPHON LRF GQ35L HIK-GQ35L」の撮像素子サイズについて比較すると「GRYPHON LRF GQ35L HIK-GQ35L」は1/2型であるのに対して「パナソニック HX-A500 (2014)」は1/2.3型です。「パナソニック HX-A500 (2014)」のイメージセンサーより「GRYPHON LRF GQ35L HIK-GQ35L」の方が多少大きいです。ダイナミックレンジが広く、豊かに色再現された映像が撮影できるという点で「GRYPHON LRF GQ35L HIK-GQ35L」の方がどちらかといえば良いでしょう。水の流れのように動きが速い被写体を撮影するカメラマンが使用する時ハッキリと体感できるほどの違いはないと思います。