Insta360 X3 (2022) と Insta360 ONE X の性能・機能を徹底レビュー

LOG撮影対応について

LOG撮影できるカメラは高いダイナミックレンジを活用できる為優れていると言えるでしょう。LOG方式にて撮影するのにオススメだと思います。

「Insta360 X3 (2022)」も「Insta360 ONE X」もLOG撮影できるカメラです。そのため高いダイナミックレンジで、白飛びや黒潰れを無くすことができる点においてどちらも優秀です。どちらも生に近い画像を、データ容量の少ない形で保存するならおすすめだと思います。

最小F値について

最小F値が小さいカメラはより立体感のある画像を撮影できるため、優秀と言えるでしょう。背景をぼやかしたりするようなときにお勧めと言えるかもしれません。

最小F値を比較すると「Insta360 ONE X」はf/2であり「Insta360 X3 (2022)」はf/1.9です。ごくわずかな違いがあります。「Insta360 ONE X」より「Insta360 X3 (2022)」の方が多少小さいです。「Insta360 X3 (2022)」はよりボケ具合を調整できる点において「Insta360 ONE X」よりも多少は良いと思います。しかしながら背景などをボケさせて撮影したい場合でも体感上の差はほぼ無いだろうと思います。

強いて言えば「Insta360 X3 (2022)」の方が良いですが、普通に使っている分において体感差はほぼ感じません。

手ブレ補正機能について

手ブレ補正機構を搭載しているカメラは手ブレを気にせず、ブレのないクリアな映像を撮影できるため優れた部類に入ると思います。手ブレを防いで撮影するときにオススメと言えるでしょう。

「Insta360 X3 (2022)」も「Insta360 ONE X」も手ブレ補正機構を搭載しているカメラです。手ブレを気にせずに撮影できるといった点でどちらも優秀な部類に入るかと思います。どちらも手ぶれによる映像の乱れを軽減するなら適しています。

マイク搭載について

録音と録画を同時にできるという点で内蔵マイクを搭載しているカメラは良いかもしれません。映像とともに音声を目立たずに入力する場合にオススメだと思います。

「Insta360 ONE X」も「Insta360 X3 (2022)」も内蔵マイクを搭載しているカメラです。動画撮影時に周囲の音も録音することができるという点で「Insta360 X3 (2022)」も「Insta360 ONE X」も優秀な部類に入ると言えるでしょう。「Insta360 X3 (2022)」も「Insta360 ONE X」もマイクにより音声を取得したいような時に向いていると言えるかもしれません。

360度撮影について

360度撮影に対応しているカメラは360度撮影ができるといった点で秀でているでしょう。天空の壮大さをじっくり撮影するカメラマンが使用したいような場合にオススメといえるかもしれません。

「Insta360 ONE X」も「Insta360 X3 (2022)」も360度撮影に対応しているカメラです。より広い範囲を撮影できるため、どちらも優秀です。どちらもＶＲコンテンツの素材となる映像を撮影したいようなときにおすすめです。

総画素数について

より鮮明な写真撮影ができるといった点で多い総画素数のカメラは秀でてます。より高画質な撮影をするような場合に適しています。

総画素数を「Insta360 ONE X」と「Insta360 X3 (2022)」を比べると「Insta360 ONE X」は1800万画素に対して「Insta360 X3 (2022)」は4800万画素です。「Insta360 ONE X」の画素数と比較して「Insta360 X3 (2022)」はかなり多いです。高精細な写真を撮影できるといった点で「Insta360 ONE X」より「Insta360 X3 (2022)」の方がすごく良いです。きめ細やかな画面を視認するような場合に「Insta360 X3 (2022)」は「Insta360 ONE X」より適していると言えそうです。

実際の利用において「Insta360 ONE X」と「Insta360 X3 (2022)」は体感上遥かに大きい違いがあります。「Insta360 X3 (2022)」を選ぶ主な理由の一つになります。

撮像素子サイズについて

撮像素子サイズが大きいカメラは色を詳細に表現して高画質な画像、映像を撮影できる点で良いといえるかもしれません。より綺麗な撮影をする時向いています。

撮像素子サイズについて比べると「Insta360 X3 (2022)」は1/2型で「Insta360 ONE X」は1/2.3型です。「Insta360 X3 (2022)」は「Insta360 ONE X」に比べてわずかにイメージセンサーが大きいです。「Insta360 X3 (2022)」は高画質な映像を撮影できるという点で「Insta360 ONE X」よりも多少よいと思います。とはいえ高画質な映像を撮影するのに感覚的にわかるほどの差はほとんど無いと思われます。

数値的には「Insta360 ONE X」より「Insta360 X3 (2022)」の方が大きいですが、通常利用において体感できるほどの差はほとんどありません。

静止画解像度について

より美しい静止画を撮影できる点で高い静止画解像度のカメラは優れていると言えるでしょう。より鮮明な静止画撮影をするなら向いています。

静止画解像度を比較すると「Insta360 ONE X」は6080x3040で「Insta360 X3 (2022)」は11968x5984です。「Insta360 ONE X」と「Insta360 X3 (2022)」はかなり違いがあります。「Insta360 ONE X」と比較して「Insta360 X3 (2022)」はかなり解像度が高いです。高画質な写真撮影ができる点で「Insta360 X3 (2022)」の方が優秀な部類に入るかもしれません。田舎町の静かな風景を撮影するカメラマンが使用したい時に「Insta360 X3 (2022)」は「Insta360 ONE X」よりかなり向いています。

「Insta360 X3 (2022)」を選ぶ主な決め手の一つになります。

動画解像度について

鮮明な動画が撮影できる為、高い動画解像度のカメラは優れているかと思います。例えば高精細高画質の動画を撮影したいような場合にオススメです。

「Insta360 ONE X」と「Insta360 X3 (2022)」の動画解像度を比較すると「Insta360 ONE X」は5760x2880であり「Insta360 X3 (2022)」は5760x2880です。「Insta360 X3 (2022)」も「Insta360 ONE X」も同じくらいの解像度です。感じられるほどの差はありません。

他の観点から見ることをおすすめします。

最長撮影時間について

最長撮影時間を比べると「Insta360 X3 (2022)」は81時間で「Insta360 ONE X」は60時間です。「Insta360 ONE X」と「Insta360 X3 (2022)」はとても違いがあります。「Insta360 ONE X」より「Insta360 X3 (2022)」の方がかなり長いです。

実際の利用を考えると「Insta360 X3 (2022)」と「Insta360 ONE X」の体感値としての違いはかなり大きいです。

Bluetoothについて

撮影した影像の音声をワイヤレスイヤホンを使って聞くことができる点でBluetoothに対応しているカメラは秀でていると言えそうです。無線で他端末に接続し、画像の確認や印刷などをしたいような場合にオススメです。

「Insta360 X3 (2022)」も「Insta360 ONE X」もBluetoothに対応しているカメラです。写真をケータイへすぐ送信できるため「Insta360 X3 (2022)」も「Insta360 ONE X」も良いといえそうです。画像をパソコンやスマホなどに無線で手軽に送信したい人が使用する場合「Insta360 X3 (2022)」も「Insta360 ONE X」も適していると思います。

本体重量について

軽い本体重量のカメラは持ち運びがラクにできるといった点で秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。特に散歩などに気軽に携行するような時、お勧めだと思います。

本体重量を「Insta360 ONE X」と「Insta360 X3 (2022)」を比較すると「Insta360 X3 (2022)」は180gに対して「Insta360 ONE X」は90.9gです。「Insta360 ONE X」と「Insta360 X3 (2022)」はかなり違いがあります。本体重量という角度において「Insta360 ONE X」の方が「Insta360 X3 (2022)」よりもかなり軽いです。持ち運び時の負担を軽減できる為「Insta360 ONE X」の方が大変秀でた部類に入るといえなくもありません。「Insta360 ONE X」は「Insta360 X3 (2022)」より負担にならないので長時間持って撮影するような時にとても向いていると思います。

実際に使うことを想定したとき「Insta360 ONE X」と「Insta360 X3 (2022)」は体感上とても大きい差があります。「Insta360 ONE X」にする一つの重要な決め手となります。