HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W と パナソニック AG-AC160A (2012) の評価レビュー

撮像素子サイズについて

撮像素子サイズが大きいカメラは色を詳細に表現して高画質な画像、映像を撮影できる点で良いといえるかもしれません。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

撮像素子サイズを「パナソニック AG-AC160A (2012)」と「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」を比較すると「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」は1/3型で「パナソニック AG-AC160A (2012)」は1/3型です。「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」も「パナソニック AG-AC160A (2012)」もほとんど同じくらいと言えます。実用上の差はゼロでしょう。

他の視点で比べたほうが良いでしょう。

最短焦点距離について

短い最短焦点距離のカメラは近距離でも焦点を合わせて撮影できるという点で優れた部類に入るかもしれません。画角が広くなり、写る範囲を広げることがしたい時にお勧めと言えるでしょう。

「パナソニック AG-AC160A (2012)」と「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」の最短焦点距離を比べると「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」は35mmで「パナソニック AG-AC160A (2012)」は28mmです。「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」と「パナソニック AG-AC160A (2012)」はかなり違いがあります。「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」の焦点距離と比較して「パナソニック AG-AC160A (2012)」はとても短いです。近くの対象物でも綺麗に撮影できるので「パナソニック AG-AC160A (2012)」の方が「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」よりも極めて優れているでしょう。被写体の距離が短い場合でも撮影するような時に「パナソニック AG-AC160A (2012)」は「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」よりかなりオススメです。

実際に使う場面で「パナソニック AG-AC160A (2012)」の方が「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」よりも非常に秀でています。「パナソニック AG-AC160A (2012)」を選ぶ上で重要な理由の一つになります。

最小F値について

小さい最小F値のカメラは大きくボヤケた写真を撮影できるという点で優れていそうです。ピントが合っている被写体以外をぼやけさせる事で、被写体を強調でき、明るい撮影をしたいときに適しています。

「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」と「パナソニック AG-AC160A (2012)」の最小F値を比較すると「パナソニック AG-AC160A (2012)」はf/1.6であり「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」はf/1です。ほとんど差はありません。感覚的にわかるほどの差は無いかと思います。

他の角度から比較したほうがよいでしょう。

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

本体サイズを「パナソニック AG-AC160A (2012)」と「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」を比較すると「パナソニック AG-AC160A (2012)」は横:43.8cm、縦:195mm、厚さ:180mmであるのに対して「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」は横:182.3mm、縦:164mm、厚さ:73.3mmです。「パナソニック AG-AC160A (2012)」と「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」はほぼ同じくらいです。実用的な違いはありません。

本体重量について

軽い本体重量のカメラは持ち運びがラクにできるといった点で秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。軽い為に疲労が少なく長時間撮影するのに向いていると思います。

「パナソニック AG-AC160A (2012)」と「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」を本体重量を比較すると「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」は1kgに対して「パナソニック AG-AC160A (2012)」は2.4kgです。ほぼ差はないです。体感上の差はありません。

デジタルズーム倍率について

デジタルズーム倍率が高いカメラはレンズを動かす事無く使用出来るのでコンパクトなカメラを利用できるため優れてます。レンズの故障を抑制し、カメラ、レンズがコンパクトなままで、被写体を拡大して撮影したいような時におすすめと思います。

「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」と「パナソニック AG-AC160A (2012)」をデジタルズーム倍率について比較すると「パナソニック AG-AC160A (2012)」は10倍であり「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」は4倍です。「パナソニック AG-AC160A (2012)」の方が「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」よりもかなり高いデジタルズーム倍率です。「パナソニック AG-AC160A (2012)」は撮影した画像の一部を切り取ってコンピュータ処理で補完拡大をより高倍率にできる点で「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」よりも極めて優れた部類に入ると言えるかもしれません。通常の拡大倍率さらに被写体を拡大して撮影するようなとき「パナソニック AG-AC160A (2012)」は「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」よりかなりオススメです。

実際の利用を考えると「パナソニック AG-AC160A (2012)」と「HIKMICRO DS-2TS16-35VI/W」の体感上の差はかなり大きいです。「パナソニック AG-AC160A (2012)」に決めるための重要な判断材料の一つとなると思います。