HIKMICRO DS-2TS16-50VI/W と パナソニック AG-HPX610TH (2014) の性能・機能を徹底レビュー

デジタルズーム倍率について

高いデジタルズーム倍率のカメラは遠くのものでも綺麗に撮影できるという点で秀でているかと思います。特に動きの速い昆虫を撮影するカメラマンが使用したいならお勧めだと思います。

デジタルズーム倍率について比較すると「HIKMICRO DS-2TS16-50VI/W」は4倍であり「パナソニック AG-HPX610TH (2014)」は4倍です。「パナソニック AG-HPX610TH (2014)」も「HIKMICRO DS-2TS16-50VI/W」もほぼ同じくらいのデジタルズーム倍率です。感覚的にわかるほどの違いはゼロと思います。

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

本体サイズを「パナソニック AG-HPX610TH (2014)」と「HIKMICRO DS-2TS16-50VI/W」を比較すると「パナソニック AG-HPX610TH (2014)」は横:350mm、縦:267mm、厚さ:144mmであるのに対して「HIKMICRO DS-2TS16-50VI/W」は横:182.3mm、縦:164mm、厚さ:73.3mmです。「パナソニック AG-HPX610TH (2014)」と「HIKMICRO DS-2TS16-50VI/W」はほぼ同じくらいです。実用的な違いはありません。

別の視点で比べることをおすすめします。

本体重量について

軽い本体重量のカメラは持ち運びがラクにできるといった点で秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。とくに軽いので持ち運びで使用したいような時にお勧めと言えそうです。

本体重量を「パナソニック AG-HPX610TH (2014)」と「HIKMICRO DS-2TS16-50VI/W」を比較すると「HIKMICRO DS-2TS16-50VI/W」は1kgであるのに対して「パナソニック AG-HPX610TH (2014)」は2.8kgです。ほぼ差はないです。体感できるほどの差はゼロです。

ほかの観点から比較することをおすすめします。

撮像素子サイズについて

色をより詳細に表現することができるので、大きい撮像素子サイズのカメラは優れた部類に入ると思います。色を詳細に表現して高画質な画像・映像を撮影する場合お勧めだと思います。

「HIKMICRO DS-2TS16-50VI/W」と「パナソニック AG-HPX610TH (2014)」の撮像素子サイズについて比較すると「HIKMICRO DS-2TS16-50VI/W」は1/3型であるのに対して「パナソニック AG-HPX610TH (2014)」は2/3型です。「パナソニック AG-HPX610TH (2014)」の方が「HIKMICRO DS-2TS16-50VI/W」よりも非常に大きいイメージセンサーです。ダイナミックレンジが広く、豊かに色再現された映像が撮影できるので「パナソニック AG-HPX610TH (2014)」の方が「HIKMICRO DS-2TS16-50VI/W」よりも極めて優れていると言えそうです。ノイズや白とびなどが少なく、わざとぼかしを作るなどの綺麗な写真を撮影するような場合「パナソニック AG-HPX610TH (2014)」は「HIKMICRO DS-2TS16-50VI/W」よりかなり適しています。

「パナソニック AG-HPX610TH (2014)」にするための重要な決め手の一つになると思います。