ライカM11-P ボディ (2023) と α7R ILCE-7R ボディ の性能・機能を徹底レビュー

RAW+JPEG同時記録機能について

RAWとJPEGを同時に記録できるカメラはJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気にいらない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成できるため、優れた部類に入るといえなくもありません。いざという時のバックアップとなるので、撮影ミスを防止したい時にお勧めと言えそうです。

「α7R ILCE-7R ボディ」も「ライカM11-P ボディ (2023)」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。RAWデータを操作して新たに納得のいく画像を生成できるという点で「ライカM11-P ボディ (2023)」も「α7R ILCE-7R ボディ」も良いです。通常の写真と高画質な写真を同時に保存出来るので、後々撮影した画像を用途に合わせて使いたいという人が使用する場合「ライカM11-P ボディ (2023)」も「α7R ILCE-7R ボディ」も適していると思います。

ファインダーの倍率について

高いファインダーの倍率のカメラは詳細をチェックできるといった点で良いと言えるでしょう。例えば遠くのものを拡大して撮影したいような場合におすすめです。

ファインダーの倍率について比較すると「ライカM11-P ボディ (2023)」は0.73倍で「α7R ILCE-7R ボディ」は0.71倍です。差はわずかしかありません。「α7R ILCE-7R ボディ」のファインダー倍率と比べて「ライカM11-P ボディ (2023)」はどちらかといえば高いです。高画質な写真を撮影できるという点で「ライカM11-P ボディ (2023)」の方が多少はよいかもしれません。ファインダーが見易いので、ファインダー撮影するのに実用上感じるほどの違いはほとんど無いと思われます。

どちらかといえば「ライカM11-P ボディ (2023)」を選ぶ方がいいですが、通常利用において体感できるほどの違いはほぼ無いでしょう。

1秒あたりの記録可能コマ数について

1秒あたりの記録可能コマ数が多いカメラはスポーツ撮影などの決定的瞬間を撮影できるという点で優秀と言えるでしょう。とくにより自然に近い細やかな動画を撮影したいならお勧めだと思います。

1秒あたりの記録可能コマ数について「α7R ILCE-7R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」を比較すると「α7R ILCE-7R ボディ」は4コマに対して「ライカM11-P ボディ (2023)」は4.5コマです。「α7R ILCE-7R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」はわずかな差しかありません。「ライカM11-P ボディ (2023)」のコマ数は「α7R ILCE-7R ボディ」よりわずかに多いです。連射時により多くの写真を撮影することができるので「α7R ILCE-7R ボディ」より「ライカM11-P ボディ (2023)」の方が多少良いでしょう。しかしながら被写体が早い動きの物を撮影するとき、よどほ気になる人でないと体感できるほどの違いはないと思います。

どちらかといえば「α7R ILCE-7R ボディ」より「ライカM11-P ボディ (2023)」の方が良いですが、体感差はほとんど感じないでしょう。

最長シャッタースピードについて

より明るい写真を撮影することができる点で最長シャッタースピードが長いカメラは秀でていると言えるかもしれません。多くの光を取り込みより綺麗に撮影する場合におすすめといえるかもしれません。

最長シャッタースピードについて比較すると「ライカM11-P ボディ (2023)」は60秒であるのに対して「α7R ILCE-7R ボディ」は30秒です。30秒もの大きな違いがあります。最長シャッタースピードについて「ライカM11-P ボディ (2023)」は「α7R ILCE-7R ボディ」と比較してかなり長いシャッタースピードです。「ライカM11-P ボディ (2023)」は夜景の撮影ができる点で「α7R ILCE-7R ボディ」よりもすごく秀でていそうです。動きのある被写体に躍動感を与える流し撮りや暗い場所を明るく撮影したい人が使用したいなら「ライカM11-P ボディ (2023)」は「α7R ILCE-7R ボディ」より適しています。

実際の利用を考えると「ライカM11-P ボディ (2023)」は「α7R ILCE-7R ボディ」に比べてとても秀でています。「ライカM11-P ボディ (2023)」を選ぶ重要な理由の一つとなるでしょう。

本体サイズについて

山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。例えば外に持ち運びをしたいような時にお勧めだと思います。

「α7R ILCE-7R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」の本体サイズについて比べると「ライカM11-P ボディ (2023)」は横:139mm、縦:80mm、厚さ:38.5mmに対して「α7R ILCE-7R ボディ」は横:126.9mm、縦:94.4mm、厚さ:48.2mmです。「α7R ILCE-7R ボディ」のサイズと比べて「ライカM11-P ボディ (2023)」は非常に小さいです。「ライカM11-P ボディ (2023)」は場所を取りにくく収納できる点で「α7R ILCE-7R ボディ」よりも秀でた部類に入ると思います。持ち運びが用意なので携帯して外出したいときに「ライカM11-P ボディ (2023)」は「α7R ILCE-7R ボディ」より向いています。

「ライカM11-P ボディ (2023)」に決める主な理由の一つになります。

総画素数について

より鮮明な写真撮影ができるといった点で多い総画素数のカメラは秀でてます。より高画質な撮影をするような場合に適しています。

「α7R ILCE-7R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」の総画素数について比較すると「ライカM11-P ボディ (2023)」は6030万画素であるのに対して「α7R ILCE-7R ボディ」は3680万画素です。ほとんど違いはありません。体感的な差はありません。

ローパスフィルターレス対応について

ローパスフィルターをカットして撮影できるといった点でローパスフィルターレスとなっているカメラは秀でた部類に入るといえなくもありません。特に撮像素子が本来持っている解像度を発揮するような時、お勧めです。

「α7R ILCE-7R ボディ」も「ライカM11-P ボディ (2023)」もローパスフィルターレスとなっているカメラです。必要な波長の光だけを通して、それ以外の光をカットできるため「ライカM11-P ボディ (2023)」も「α7R ILCE-7R ボディ」も優れているといえるかもしれません。「ライカM11-P ボディ (2023)」も「α7R ILCE-7R ボディ」も花の接写撮影など、細かいところまでクリアに描写するような時にオススメだと思います。

最低ISO感度について

最低ISO感度が低いカメラはノイズを最小限に抑えて撮影できる為優れているといえなくもないでしょう。画像ノイズの少ないきれいな写真を撮影したいときにお勧めです。

最低ISO感度について「ライカM11-P ボディ (2023)」と「α7R ILCE-7R ボディ」を比べると「ライカM11-P ボディ (2023)」は64であり「α7R ILCE-7R ボディ」は50です。14の非常に大きな違いがあります。「α7R ILCE-7R ボディ」のISO感度は「ライカM11-P ボディ (2023)」と比較してとても低いです。「α7R ILCE-7R ボディ」はノイズを軽減でき、高画質で撮影できる点において「ライカM11-P ボディ (2023)」よりもとても良いといえそうです。「α7R ILCE-7R ボディ」は「ライカM11-P ボディ (2023)」よりノイズが少ないキレイな写真を撮影するならかなりお勧めだと思います。

実際に使う場面で「α7R ILCE-7R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」は体感値として非常に大きい違いがあります。「α7R ILCE-7R ボディ」を選ぶ一つの主な理由となるでしょう。

最高ISO感度について

より暗い場所でも綺麗に撮影できるため、高い最高ISO感度のカメラは優れているといえなくもありません。とくに暗い場所でも写真撮影が出来るので、撮影場所を限定せずに使用したいようなときにお勧めといえそうです。

「α7R ILCE-7R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」の最高ISO感度について比べると「ライカM11-P ボディ (2023)」は50000で「α7R ILCE-7R ボディ」は51200です。「α7R ILCE-7R ボディ」のISO感度は「ライカM11-P ボディ (2023)」とほぼ同じでしょう。実用的な差はゼロです。

バルブ撮影機能について

シャッターを長時間開けっぱなしで撮影できる為、バルブ撮影に対応しているカメラは優れています。必要な時間、シャッターボタンを押し続けて撮影するような場合にオススメだと思います。

「α7R ILCE-7R ボディ」も「ライカM11-P ボディ (2023)」もバルブ撮影に対応しているカメラです。そのため夜景や天体の撮影ができるといった点でどちらも秀でていると言えるでしょう。「ライカM11-P ボディ (2023)」も「α7R ILCE-7R ボディ」も夜景や天体の撮影をするならお勧めです。

撮影枚数について

「α7R ILCE-7R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」の撮影枚数について比べると「ライカM11-P ボディ (2023)」は700枚で「α7R ILCE-7R ボディ」は340枚です。360枚の違いがあります。「ライカM11-P ボディ (2023)」は「α7R ILCE-7R ボディ」より非常に枚数が多いです。

実際に使う場面において「α7R ILCE-7R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」は体感値として遥かに大きい差があります。「ライカM11-P ボディ (2023)」を選ぶ上で重要な理由の一つとなるでしょう。

ライブビュー撮影撮影について

ライブビュー撮影ができるカメラはモニターで撮影対象を確認できるといった点でよいかもしれません。ファインダーを使わずに液晶画面を見ながら撮影するときお勧めといえるかもしれません。

「ライカM11-P ボディ (2023)」も「α7R ILCE-7R ボディ」もライブビュー撮影ができるカメラです。液晶モニターに写った映像を見ながら撮影できるためどちらもよいです。「ライカM11-P ボディ (2023)」も「α7R ILCE-7R ボディ」もライブビュー撮影を実現する時にオススメです。