ライカM11-P ボディ (2023) と LUMIX DC-S1R ボディ のスペックをレビュー

RAW+JPEG同時記録機能について

画像処理なく多くの人へ配りやすく、配布できるという点でRAWとJPEGを同時に記録できるカメラは優秀な部類に入るといえなくもありません。写真編集時に最適な方を選べるので、編集までこだわりたいという人が使用したいようなときにおすすめだと思います。

「LUMIX DC-S1R ボディ」も「ライカM11-P ボディ (2023)」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。RAWデータを操作して新たに納得のいく画像を生成できるという点で「ライカM11-P ボディ (2023)」も「LUMIX DC-S1R ボディ」も良いです。通常の写真と高画質な写真を同時に保存出来るので、後々撮影した画像を用途に合わせて使いたいという人が使用する場合「ライカM11-P ボディ (2023)」も「LUMIX DC-S1R ボディ」も適していると思います。

総画素数について

多い総画素数のカメラはより鮮明に撮影できる点で秀でていそうです。よりきれいに撮影するならおすすめです。

総画素数について比べると「LUMIX DC-S1R ボディ」は5044万画素であり「ライカM11-P ボディ (2023)」は6030万画素です。「LUMIX DC-S1R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」は同程度です。実用上の違いはゼロです。

別の角度で比較する方がよいでしょう。

ローパスフィルターレス対応について

ローパスフィルターをカットして撮影できるといった点でローパスフィルターレスとなっているカメラは秀でた部類に入るといえなくもありません。特に解像度が高い撮影をしたいような時にオススメです。

「LUMIX DC-S1R ボディ」も「ライカM11-P ボディ (2023)」もローパスフィルターレスとなっているカメラです。解像度の高い画像を撮影できるため「ライカM11-P ボディ (2023)」も「LUMIX DC-S1R ボディ」も優れているでしょう。「ライカM11-P ボディ (2023)」も「LUMIX DC-S1R ボディ」も偽色やモアレを低減させた撮影をしたいような時におすすめです。

撮影枚数について

撮影枚数について比べると「LUMIX DC-S1R ボディ」は360枚であるのに対して「ライカM11-P ボディ (2023)」は700枚です。340枚もの大きな差があります。撮影枚数という点において「ライカM11-P ボディ (2023)」は「LUMIX DC-S1R ボディ」と比較してとても多いです。

実際の利用を想定したとき「LUMIX DC-S1R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」の体感値としての差は遥かに大きいです。「ライカM11-P ボディ (2023)」に決める上で主な決め手の一つとなるでしょう。

最低ISO感度について

ノイズを抑制して撮影できるため、最低ISO感度が低いカメラは優れた部類に入るでしょう。ノイズを最小限に抑えて撮影する時にオススメだと思います。

「ライカM11-P ボディ (2023)」と「LUMIX DC-S1R ボディ」の最低ISO感度について比較すると「ライカM11-P ボディ (2023)」は64であるのに対して「LUMIX DC-S1R ボディ」は50です。14ものかなり大きな差があります。「LUMIX DC-S1R ボディ」のISO感度は「ライカM11-P ボディ (2023)」よりとても低いです。「LUMIX DC-S1R ボディ」はノイズを軽減でき、高画質で撮影できる点において「ライカM11-P ボディ (2023)」よりもとても良いといえそうです。「LUMIX DC-S1R ボディ」は「ライカM11-P ボディ (2023)」よりノイズの発生を抑えた撮影をするような場合にかなり向いています。

実際の利用を考えると「LUMIX DC-S1R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」の体感上の違いはとても大きいです。「LUMIX DC-S1R ボディ」にする主な決め手の一つとなると思います。

最高ISO感度について

シャッタースピードを上げることで、手持ち撮影においても手ブレを抑制できるので、高い最高ISO感度のカメラは優れてます。とくに暗い場所でも写真撮影が出来るので、撮影場所を限定せずに使用したいようなときにお勧めといえそうです。

「LUMIX DC-S1R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」の最高ISO感度を比較すると「ライカM11-P ボディ (2023)」は50000であるのに対して「LUMIX DC-S1R ボディ」は51200です。ほぼ差はありません。実用的な違いはゼロかと思います。

他の角度から比べることをおすすめします。

バルブ撮影機能について

シャッターを長時間開けることができる点でバルブ撮影に対応しているカメラは優れています。必要な時間、シャッターボタンを押し続けて撮影するような場合にオススメだと思います。

「LUMIX DC-S1R ボディ」も「ライカM11-P ボディ (2023)」もバルブ撮影に対応しているカメラです。そのため夜景や天体の撮影ができるといった点でどちらも秀でていると言えるでしょう。被写体を確認しながら光の軌跡などを撮影するときに「ライカM11-P ボディ (2023)」も「LUMIX DC-S1R ボディ」も向いています。

ファインダーの倍率について

ファインダーの倍率が高いカメラは詳細に構図を決めたりピントを合わせたりできる為優れているかと思います。とくにしっかりと被写体を確認する事が出来るので、ファインダーでの撮影を楽にしたいという人が使用するようなときにおすすめだと思います。

ファインダーの倍率について「LUMIX DC-S1R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」を比較すると「LUMIX DC-S1R ボディ」は0.78倍であるのに対して「ライカM11-P ボディ (2023)」は0.73倍です。やや違いはあります。「LUMIX DC-S1R ボディ」の方が「ライカM11-P ボディ (2023)」よりも比較的高いファインダー倍率です。視界が大きく、ピント位置も正確に確認できるので「LUMIX DC-S1R ボディ」の方が「ライカM11-P ボディ (2023)」よりも比較的秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。遠くの物をズームした際の表示を確認する場合「LUMIX DC-S1R ボディ」は「ライカM11-P ボディ (2023)」より比較的オススメです。

実際に使うことを想定したとき「LUMIX DC-S1R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」は実用上やや大きい差があります。「ライカM11-P ボディ (2023)」より「LUMIX DC-S1R ボディ」が良いと言えます。一方で非常に優れているとまでは言えません。

ライブビュー撮影撮影について

ライブビュー撮影ができるカメラはモニターで撮影対象を確認できるといった点でよいかもしれません。ファインダーを使わずに液晶画面を見ながら撮影するときお勧めといえるかもしれません。

「ライカM11-P ボディ (2023)」も「LUMIX DC-S1R ボディ」もライブビュー撮影ができるカメラです。液晶モニターに写った映像を見ながら撮影できるためどちらもよいです。どちらもモニターを使って撮影するためファインダー撮影よりアングルの自由度が高い写真を撮影したいときにおすすめだと思います。

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

本体サイズを「LUMIX DC-S1R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」を比較すると「LUMIX DC-S1R ボディ」は横:148.9mm、縦:110mm、厚さ:96.7mmであり「ライカM11-P ボディ (2023)」は横:139mm、縦:80mm、厚さ:38.5mmです。「LUMIX DC-S1R ボディ」より「ライカM11-P ボディ (2023)」の方が非常に小さいです。携帯性に優れ、生活の様々なシーンを撮影できるという点で「ライカM11-P ボディ (2023)」の方が「LUMIX DC-S1R ボディ」よりもとても秀でてます。「ライカM11-P ボディ (2023)」は「LUMIX DC-S1R ボディ」よりバックなどに収納して持ち歩きするようなときにオススメです。

実際に利用する上で「LUMIX DC-S1R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」の実用においての差は遥かに大きいです。「ライカM11-P ボディ (2023)」を選ぶ一つの重要な判断材料となるでしょう。

1秒あたりの記録可能コマ数について

1秒あたりの記録可能コマ数が多いカメラはスポーツ撮影などの決定的瞬間を撮影できるという点で優秀と言えるでしょう。とくにより自然に近い細やかな動画を撮影したいならお勧めだと思います。

「LUMIX DC-S1R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」の1秒あたりの記録可能コマ数について比較すると「ライカM11-P ボディ (2023)」は4.5コマに対して「LUMIX DC-S1R ボディ」は9コマです。4.5コマの非常に大きい違いがあります。「LUMIX DC-S1R ボディ」のコマ数は「ライカM11-P ボディ (2023)」と比較して非常に多いです。「LUMIX DC-S1R ボディ」は連射撮影時に決定的瞬間を逃さず撮影することができる点で「ライカM11-P ボディ (2023)」よりも大変優れていると言えるでしょう。「LUMIX DC-S1R ボディ」は「ライカM11-P ボディ (2023)」より被写体が早い動きの物を撮影する時にかなりお勧めです。

実際に使う場面で「ライカM11-P ボディ (2023)」より「LUMIX DC-S1R ボディ」の方が非常に優れているでしょう。「LUMIX DC-S1R ボディ」を選ぶ一つの主な判断材料となると思います。

最長シャッタースピードについて

長い最長シャッタースピードのカメラは被写体の躍動感を表現でき、暗い場所でも明るく撮影できる為、優秀です。写真をより明るく撮影したい時に適しています。

最長シャッタースピードについて「LUMIX DC-S1R ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」を比べると「LUMIX DC-S1R ボディ」は60秒であり「ライカM11-P ボディ (2023)」は60秒です。「ライカM11-P ボディ (2023)」と「LUMIX DC-S1R ボディ」はほとんど同じくらいです。体感上の違いは無いでしょう。

ほかの視点で比較した方がよさそうです。

Bluetoothについて

Bluetoothに対応しているカメラはカメラ本体から直接データを送信できるので、優れているといえそうです。特に撮った画像を無線で転送するときにおすすめです。

「ライカM11-P ボディ (2023)」も「LUMIX DC-S1R ボディ」もBluetoothに対応しているカメラです。写真をケータイへすぐ送信できるため「ライカM11-P ボディ (2023)」も「LUMIX DC-S1R ボディ」も良いといえそうです。画像をパソコンやスマホなどに無線で手軽に送信したい人が使用する場合「ライカM11-P ボディ (2023)」も「LUMIX DC-S1R ボディ」も適していると思います。

BLE規格対応について

BluetoothがBLE規格に対応しているカメラはBLEはさらに消費電力を抑えた省電力化を実現できる為、優れた部類に入ると思います。例えばPCやスマホと常時接続したいときにオススメだと思います。

「LUMIX DC-S1R ボディ」も「ライカM11-P ボディ (2023)」もBluetoothがBLE規格に対応しているカメラです。そのため約100mまでの近距離無線通信できる点でどちらも優れているといえそうです。Bluetoothを省電力で利用したいならどちらもおすすめです。