Insta360 X4 [ブラック] と SONY サイバーショット DSC-WX800 のスペックをレビュー

Wi-Fiについて

Wi-Fiに対応しているカメラは撮影データをワイヤレスで転送ができるので優秀な部類に入るといえそうです。特に配線を気にせず設置するならおすすめと言えそうです。

「Insta360 X4 [ブラック]」も「SONY サイバーショット DSC-WX800」もWi-Fiに対応しているカメラです。Wi-Fiにて接続できる点で「Insta360 X4 [ブラック]」も「SONY サイバーショット DSC-WX800」も優秀と言えるでしょう。無線LANを経由してPCやプリンターと接続しデータを共有するようなときに「Insta360 X4 [ブラック]」も「SONY サイバーショット DSC-WX800」も向いていると言えるかもしれません。

最長撮影時間について

「SONY サイバーショット DSC-WX800」と「Insta360 X4 [ブラック]」の最長撮影時間を比較すると「Insta360 X4 [ブラック]」は135時間で「SONY サイバーショット DSC-WX800」は55時間です。80時間ものかなり大きな差があります。「Insta360 X4 [ブラック]」の撮影時間は「SONY サイバーショット DSC-WX800」より非常に長いです。

実際の利用を想定したとき「Insta360 X4 [ブラック]」は「SONY サイバーショット DSC-WX800」よりかなり優れています。

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

「SONY サイバーショット DSC-WX800」と「Insta360 X4 [ブラック]」の本体サイズを比較すると「SONY サイバーショット DSC-WX800」は横:101.6mm、縦:58.1mm、厚さ:35.5mmに対して「Insta360 X4 [ブラック]」は横:123.6mm、縦:46mm、厚さ:37.6mmです。ほとんど差は無いです。実用的な差はゼロと思います。

別の視点で比べることをおすすめします。

本体重量について

持ち運びが容易にできる点において本体重量が軽いカメラは優秀な部類に入ると言えるでしょう。とくに軽いので持ち運びで使用したいような時にお勧めと言えそうです。

「SONY サイバーショット DSC-WX800」と「Insta360 X4 [ブラック]」を本体重量を比べると「SONY サイバーショット DSC-WX800」は233gで「Insta360 X4 [ブラック]」は203gです。比較的違いは大きいです。本体重量という角度において「Insta360 X4 [ブラック]」は「SONY サイバーショット DSC-WX800」より比較的軽いです。持ち運び時の負担を軽減できるため「SONY サイバーショット DSC-WX800」より「Insta360 X4 [ブラック]」の方が比較的秀でた部類に入るでしょう。旅行などで持ち歩いて撮影する場合に「Insta360 X4 [ブラック]」は「SONY サイバーショット DSC-WX800」よりわりとオススメです。

実際に使うことを想定したとき「SONY サイバーショット DSC-WX800」と「Insta360 X4 [ブラック]」は実用上比較的大きい差があります。

手ブレ補正機能について

手ブレを抑えて綺麗に撮影できる点において手ブレ補正機構を搭載しているカメラは優れた部類に入るでしょう。撮影するときのわずかなカメラの動き（手の揺れ）を補正して、鮮明に撮影するような時におすすめといえそうです。

「Insta360 X4 [ブラック]」も「SONY サイバーショット DSC-WX800」も手ブレ補正機構を搭載しているカメラです。手ブレを気にせずに撮影できるといった点でどちらも優秀な部類に入るかと思います。どちらも手ぶれによる映像の乱れを軽減するなら適しています。

撮像素子サイズについて

撮像素子サイズが大きいカメラは色を詳細に表現して高画質な画像、映像を撮影できる点で良いといえるかもしれません。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

「Insta360 X4 [ブラック]」と「SONY サイバーショット DSC-WX800」を撮像素子サイズを比較すると「SONY サイバーショット DSC-WX800」は1/2.3型であり「Insta360 X4 [ブラック]」は1/2型です。「SONY サイバーショット DSC-WX800」のイメージセンサーより「Insta360 X4 [ブラック]」の方が多少大きいです。ダイナミックレンジが広く、豊かに色再現された映像が撮影できるという点で「Insta360 X4 [ブラック]」の方がどちらかといえば良いでしょう。とはいえ高画質な映像を撮影するのに感覚的にわかるほどの差はほとんど無いと思われます。

動画解像度について

鮮明な動画が撮影できる為、高い動画解像度のカメラは優れているかと思います。例えば高精細高画質の動画を撮影したいような場合にオススメです。

動画解像度について「SONY サイバーショット DSC-WX800」と「Insta360 X4 [ブラック]」を比較すると「SONY サイバーショット DSC-WX800」は3840x2160で「Insta360 X4 [ブラック]」は7680x3840です。「Insta360 X4 [ブラック]」と「SONY サイバーショット DSC-WX800」はやや違いがあります。「Insta360 X4 [ブラック]」の解像度は「SONY サイバーショット DSC-WX800」と比較してやや高いです。「Insta360 X4 [ブラック]」は高解像度な映像を撮影できるといった点で「SONY サイバーショット DSC-WX800」よりもどちらかと言うと秀でているといえそうです。スポーツの試合の白熱感を表したいカメラマンが使用するような時「Insta360 X4 [ブラック]」は「SONY サイバーショット DSC-WX800」より比較的オススメだと思います。

「Insta360 X4 [ブラック]」の方がいいのかもしれませんが非常に優れているとまでは言えません。

最小F値について

F値が小さいほど速いシャッター速度で写真を撮影できるので、最小F値が小さいカメラは優れていそうです。ピントが合っている被写体以外をぼやけさせる事で、被写体を強調でき、明るい撮影をしたいときに適しています。

「SONY サイバーショット DSC-WX800」と「Insta360 X4 [ブラック]」の最小F値について比較すると「SONY サイバーショット DSC-WX800」はf/3.5であり「Insta360 X4 [ブラック]」はf/1.9です。「SONY サイバーショット DSC-WX800」と「Insta360 X4 [ブラック]」は非常に差があります。「Insta360 X4 [ブラック]」は「SONY サイバーショット DSC-WX800」に比べてとても小さいF値です。被写体を明るく、強調させた撮影ができるという点で「SONY サイバーショット DSC-WX800」より「Insta360 X4 [ブラック]」の方が極めてよいといえそうです。「Insta360 X4 [ブラック]」は「SONY サイバーショット DSC-WX800」より背景などをボケさせて撮影するのに向いています。

実際に使う場面で「Insta360 X4 [ブラック]」と「SONY サイバーショット DSC-WX800」の実用上の違いは遥かに大きいです。「Insta360 X4 [ブラック]」を選ぶための一つの主な判断材料になると思います。

最短焦点距離について

短い最短焦点距離のカメラは近距離でも焦点を合わせて撮影できるという点で優れた部類に入るかもしれません。近い被写体の撮影が出来るので花などの写真を撮影したいと思っている人が使用する時に向いています。

「Insta360 X4 [ブラック]」と「SONY サイバーショット DSC-WX800」の最短焦点距離を比べると「SONY サイバーショット DSC-WX800」は35mmで「Insta360 X4 [ブラック]」は6.7mmです。28.3mmもの大きな差があります。「SONY サイバーショット DSC-WX800」の焦点距離と比較して「Insta360 X4 [ブラック]」はとても短いです。近くの被写体を鮮明にでき、画角を広く撮影できる点において「SONY サイバーショット DSC-WX800」より「Insta360 X4 [ブラック]」の方が極めて秀でているといえなくもないでしょう。「Insta360 X4 [ブラック]」は「SONY サイバーショット DSC-WX800」より全体を広く撮影したいような時にかなりオススメと言えるかもしれません。

実際の利用を想定したとき「SONY サイバーショット DSC-WX800」と「Insta360 X4 [ブラック]」の体感上の差は非常に大きいです。「Insta360 X4 [ブラック]」に決める上で一つの重要な理由となると思います。